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2018年08月01日 08:00  カテゴリ:広告宣伝(集客)のヒント

商品開発や広告宣伝におけるターゲットの重要性

コンビニのターゲットの話


ご覧の通り、
ニンニクの写真を載せました。

この写真を載せたのには、
2つ理由があるんです。


1つ目は、
今は夏・・・夏といえばスタミナ・・・
スタミナといえばニンニク!という、
実に安易な理由から載せました。


そして2つ目は、
このニンニクにまつわるお話で、
商品開発や広告宣伝における「ターゲットの重要性」を、
あなたにお伝えできると思ったからです。

まずは、少しばかり、
私の昔話にお付き合いください。


ニンニクの旨さを実感したあの日


私は高校生の頃、
初めてペペロンチーノという料理を
強く認識しました。

それまではスパゲティといえば、ナポリタン、
たらこスパ、クリームスパくらいしか認識していなかった私は、
学生時にファミレスのサイゼリヤで安さに惹かれて
「ペペロンチーノ」を注文しました。

そのニンニクの効いたスパゲティは、
私にとっては衝撃でした。


「うぉ!何これおいしい!」


なんと私はサイゼリヤのペペロンチーノで、
ニンニクの旨さを強く実感しました。
安上がりな男ですね(笑)



ニンニクは美味しい、けれど・・・


それからというもの、
ニンニク入りの商品がやたら目に付きます。

ニンニクを入れれば、
大抵のものは美味しくなる。



という神話の信者になっていたのかもしれません。

しかし、当然のことながら、私は気付いてしまいます。



ニンニクは口が臭くなる…!!!


代謝の良かった若い頃はそこまで気になりませんでしたが、
20代を超えると代謝も悪くなり、汗をしっかりかかないと、
翌日、翌々日もニオイが残るような感覚に。(しかも不快度が増す・・・)


大学卒業後、営業職で就職した私は、
ニンニク入りの食べ物を平日に、ましてや昼間に食べることは
極力避けるようになりました。



営業マンの敵・・・それはコンビニ


今でこそ、平日昼間はいったん自宅に戻り、
妻の手料理を食べている私ですが、それまでは
お昼はコンビニで済ますことも多かったです。


そして目のついた弁当やカップ麺を買うのですが、
ここに大きなワナが仕掛けられていたのです!!


「あれ?フタ開けたらニンニク臭??」


やられた!と思いました。
今思えば、パッケージの裏に記載されている原材料を
毎回、確認すれば良いのかもしれません。(今では必ずしています)

しかし、当時の私はそこを見る習慣が無く、
たまたま購入した弁当にニンニクの効いたタレや下味がついていて、
泣く泣く、それを食べることが何度もありました。


営業、そしてコンサルタントとして、
業務ではクライアントと直接接する私にとって、
それだけニンニクの味付けは「仕事の敵」でした。

本当は好きなのに・・・です。


そして、この仕事を始めてから今もですが、
コンビニ業界にずっと思い続けていることが3つあります。

それは…

・ニンニク入りなら目の見えるところに大きく載せて欲しい
・というか特定の時期になるとほぼニンニク入りの弁当ばかりじゃん
・新商品が出た!うわーニンニク入ってる・・・やめとこ


この3つのどれかを思い続けています。


そして私は嘆きます。


コンビニ業界は営業マンに優しくない…
というかターゲット層ではないのかな??




ターゲットが変われば○○も変わる


商品開発や広告宣伝をする時、
誰に、何を、どのように…といったことは考えると思います。

例えば
「この商品は30代の働く女性をターゲットに作りました」
「今回のホームページは親子連れをターゲットにしたコンテンツです」
「次のチラシのターゲットはシニア層を狙います」



など、性別や年齢層までは絞ることも多いと思います。
しかし、私のような「働く30代男性」と言っても様々ですよね。


・営業マンだからニンニクは敬遠したい。(ニオイ)
・工場勤務で昼時間短いから手早く食べたい。(時間)
・屋外の現場仕事だからパワーの付くものが良い。(栄養・エネルギー)



30代男性と一口で言っても、
業界や職種が異なれば、コンビニ弁当一つとっても様々なニーズがあります。


つまり、ターゲットが変われば「反応するであろう売り文句」が変わりますね。

材料・特徴は変わらなくても、
そこから得られるメリットや、感じる価値は異なってくるはずです。


では、あなたの扱っている商品やサービスは、
ターゲットによって「売り文句」を細かく変えていますでしょうか?



あなたのターゲティングは本当に正しい?


ターゲットを決めるということは、
狙いを定めることです。

そして、その狙いを定めても反応がイマイチなら、
売り文句を見直してみましょう。


そして、反応が悪ければ、
そのターゲティングの狙いが正しいかどうか
立ち止まって考えてみることをオススメします。


さらにターゲットを決める時は、
「理想的な顧客像」を具体的に思い浮かべて、
その人に向けた広告宣伝、商品開発をされることをオススメします。

その「理想的な顧客」が「欲しい!」と思ってもらえる
メッセージやパッケージ、商品コンセプトを考えるのが重要だからです。


なぜかって?


私はコンビニで昼食を済ませる時は、
ニンニクが確実に入っていないおにぎりやサンドイッチを買います。

1~2個では足りないので、
他にも色々買うと、気付いたら弁当一つよりも
確実に高いお金をレジで支払っていることがあります。


もしくは、


仕方なくニンニク入りのお弁当を買った場合、
ガムやブレスケア、カテキン多めの緑茶やコーヒー、
リンゴなどのニンニク対策になるものを、追加で1つ2つ買ってしまいます。


その結果・・・、
コンビニは見事、顧客単価アップをすることが出来ました。


もしかしたら、
コンビニ各社がニンニクの入った弁当を販売しているのは、
営業マンをターゲットにしていない、というわけではなく、

営業マンを狙い撃ちにしているからこその、ニンニク入り弁当・・・

なのかもしれません。


そう考えると、私は見事にはまってますね。コンビニの戦略に(笑)


追伸
たまにカレーにもニンニクが入っていることがありますよね。
しかも表記的に「○種類のスパイスがどうのこうの」と。
これには過去に何度も騙されて悲しい気持ちになっています。

どうかカレーにはニンニク入れないで・・・といつも思います。


追伸2
今の所、リンゴまるかじりが一番ニンニク臭を消せる気がします。
後は濃い目の緑茶を茶葉から淹れて飲む。

もし、あなたが飲食店をされていて、
ニンニク・ニラといったニオイの気になるものを出しているなら、
食後のサービスにリンゴや緑茶を出すと、営業マンや女性の人にとって
嬉しい食後のサービスになるかもしれません。

それこそ、デザートとか出すよりも安く、
顧客満足度を上げられるかも??
ブレスケアでもいいですよね。



この記事を書いている人

豊田市の集客コンサルタント ルーコ鈴木悠生ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ


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