なぜ、あなたの商品やサービスは、
簡単に売れてくれないのでしょうか？

今日は「売れなくて困っている」あなたのために、
見込み客から「欲しい！」と言われる広告宣伝のヒントをお伝えします。

売れない広告宣伝に共通するものとは？

あなたの商品やサービスの特徴はなんですか？

「特徴なんて無いよ」

というお返事はナシです。

自分の扱っている商品・サービスの特徴は何でしょうか？
もし、今手元に筆記具があるなら、書き出してみて下さい。

その特徴リストを、
そのまま広告宣伝に使ってもいいでしょう。

チラシに載せたり、
看板に載せたり、セールスメッセージに使ったり…

しかし、おそらく売れないでしょう。
売れたとしても、すぐに売れなくなります。

なぜなら「特徴」は他社に模倣されるからです。

反応の出ない広告宣伝に共通するものとして、多くの場合、
この「特徴リスト載せてるだけ」の自己PRで終わっています。

特徴リストは価値に変換しよう

書き出した特徴リストは、
価値（ベネフィット）に変換しましょう。

ここで言う価値というのは、
商品やサービスを購入する、体験することで得られる
「見込み客にとっての価値」です。

しかしこの「価値への変換」という作業は、
思ったよりも難しいです。

なぜなら見込み客にとっての価値は、
売り込む相手が「誰か」によって変わるからです。


しかし、この「誰か」をある程度決めれば、
価値の変換作業が意外にスムーズにいくでしょう。

価値変換が下手な社長のためのヒント

もし、特徴リストは書き出せて、
「誰に」売るかまでは決めても、変換できなければ、
この質問を自分にしてみてください。


この商品・サービスに、
「なぜ」その特徴が存在しているのか、
その「理由」は何か？


この「理由」の部分を考えることで、
価値変換をスムーズにすることが出来るはずです。

価値（ベネフィット）には3つの視点がある

商品やサービスの持つ価値には、
3つの視点があると言われています。

それが

・機能的価値
・立体的価値
・感情的価値

です。

順番に紹介します。

・機能的価値
　＝機能と直接関係するもの

・立体的価値
　＝見込み客の人生に変化を与えるもの

・感情的価値
　＝その特徴によって生じるプラスの感情


これらの3つの視点から、価値を見出し、
特徴を変換していくことで、あなたの広告宣伝は、
今よりももっと「売れる力」を持つことでしょう。

それでも売れない場合…

しかし、広告宣伝はそんな簡単なものではありません。

というのも、
特徴の価値変換だけで「欲しい！」とならないのが今のマーケットです。

類似した商品・サービスが溢れ、
お金を使う先が多くある現代において、
特徴を価値に変換するだけでは見込み客の心を動かすことはできません。

例えば、
これが就職活動中の学生の面接だとします。

自己アピールが上手に言えただけでは、採用には至りません。

これまでの実績や、話すときの印象、
その他、様々な背景情報なども加味されて採用に至るでしょう。

広告宣伝も同じです。

自己アピールが上手なだけでは売れないのです。


だからこそ、もっと研究をしなければいけません。
就職活動であれば、志望企業・業界の研究です。

広告宣伝において、私達が研究するのはもちろん・・・「見込み客」です。


追伸
見込み客が何を信じて、どんな欲求を持って、
日頃、あなたの業界やビジネスについて何を思っているのか。

よく研究しましょう。


追伸2
私も日頃、社長さんが読んでいる本や雑誌に目を通して、
見込み客の研究をしています。

本屋さんや図書館の滞在時間が5年前の3倍くらいになっています・・・。