愛知県豊田市の集客コンサルタント、ルーコ鈴木が「地域一番店戦略」を公開!マーケティング・ブランディング・広告宣伝のアイデアや、売上アップ・利益アップのノウハウをお伝えします。

2019年01月16日 08:00  カテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント

私の失敗談をシェアします

商品開発は時間をかけてはいけない

今日は私の失敗談をお話します。

なぜ、恥を忍んででも、
私の失敗をブログでシェアするかと言いますと、、、


それはありふれた、よくある間違い


私のこの「失敗」は、もしかしたらあなたも、
同じ間違いをしてしまうかもしれないと思ったからです。

というのも、、、

「それはいけないことだ」

と分かっていたのにも関わらず、
私はあることをやってしまったからです。


日頃、コンサルタントとして、
クライアントである社長さんにも、

「それはやっちゃダメですよ~!」

と指摘させていただいているにも関わらず、、、
無意識にやってしまったのです。


いやはや・・・
本当にお恥ずかしいのですが、
今日、勇気を出してあなたにお伝えします。

私のような失敗は
あなたはしないでくださいね。


それは突然やってきた


「やいやい、どうしたもんか・・・」

昨年の12月の中旬のこと。
私は頭を抱えていました。

とうとう、この時が来てしまった。
こんなに早いとは思わなかった。
うーん、どうしよう・・・。


それはスタッフからの1通のメッセージ。

「○○のサービス、アレが出来るようになったみたいです」

その一文を見て、
私は落ち込んでしまったんです。

というのも・・・。


マーケティング担当者の商品づくり


私は昨年から、
自社のマーケティングに時間を割くようにしています。

マーケティングといえば、
見込み客を目の前に連れてくる重要な業務です。

平成最後の夏・・・。

私は夏季休業の期間を利用して、
40ページほどのレポートを書き上げました。


それは、あるWEBサービスの
隠れた欠点に関するもの。

その欠点はWEBサービスを利用する事業者にとって、
不利益を生んでいたことに昨年の春頃、気づいたのです。

そこで、多くの会社が気づいていないその欠点と、
解決方法を示した内容でレポートを書き上げたのです。

ここでいう解決方法は、自社の有料サービスです。

つまり、レポートを読んだ人がその問題を解決したくなり、
弊社の有料サービスに申し込む、という販売プロセスです。


さぁ、実際にリリース!


私はレポートを書き上げ、
キャンペーンを設計し、広告コピーを書き、
売りやすくするための特典も完成させました。

そして、構想から3ヶ月。
満を持してリリースしました。


「正直、売れるかどうか分からない。」

「でもきっと売れるだろう。」

「なぜなら、この商品はお客さんの悩みを解決するから。」

「広告費を使って売り出せば・・・すべてはテストだ!」



そんな謎の意気込みと情熱で、
時間をかけて作った商品を売り出したのです。


夏から秋にかけて、
合計3回のキャンペーンを行いました。

その度に、

・メッセージ(主張)
・メディア(媒体)
・マーケット(ターゲット)


と呼ばれる3Mを微調整し、改善しました。
※3Mについては追伸にて補足説明します。

が・・・。


結果的には惨敗でした。


広告の反応は取れましたが、
売上的には大失敗ですし、広告費をペイできませんでした。

そんな厳しい現実に落ち込んでいた私に、
さらに辛いことが起きました。


商品価値がゼロになった瞬間


それは冒頭にも書いた、
スタッフからの1通のメッセージ。

「○○のサービス、アレが出来るようになったみたいです」

このアレこそ、
私が指摘していたWEBサービスの「欠点」だったのです。

つまり、私が狙っていた見込み客たちにとっては、

「問題点」

となっている部分でした。


しかし、昨年末。
そのWEBサービス自体が、
公式で問題点を解決してしまったのです。


私がレポートに費やした時間。
キャンペーンのために費やした広告費。
そのキャンペーンに対応するために組織した社内体制。

商品価値がゼロになった瞬間に、
これらも全て無駄になってしまいました。


教訓「商品づくりに時間をかけるな」


今日お伝えした内容の教訓は、

「商品づくりに時間をかけてはいけない」

ということ。


私も含め、これを読んでいるあなたも、
強い信念や情熱を持ってビジネスをされています。


その結果、
新商品づくりに時間をかけて、

「もっといいものを」
「これでは売れない」
「まだまだ足りない」


と盲目的に思ってしまいがち。


しかし、売れるかどうか分からない商品に、
時間をかけすぎるのはやってはいけないことです。

事実、私の作った商品も、
もっと早めにリリースしていれば、
チャンスは残っていたかもしれません。

商品づくりに時間をかけていてはダメです。
慎重であることに良いことは何もありません。


それを回避する方法は、

商品づくりはほどほどに。
さっさと、市場にリリースして反応を見る。


これしかありません。
完成度を高めるのは、売ってからでも遅くはありません。

マイクロソフトのビルゲイツも、
アップルのスティーブジョブズも、
商品が完成する前から売った、という逸話があります。

つまり、商品は未完成でも売れるんです。
私のような失敗をあなたはしないでください。
しばらく立ち直れませんから。


追伸
結局、私の書いたレポートはムダになりました。
が、この痛い経験を得られたので、良い学びにはなりました。


追伸2
記事中に出てきた3Mについては、
こちらの記事をご覧くださいませ。

→WEB集客で成功する社長、失敗する社長




この記事を書いている人

豊田市の集客コンサルタント ルーコ鈴木悠生ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ


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