愛知県豊田市の集客コンサルタント、ルーコ鈴木が「地域一番店戦略」を公開!マーケティング・ブランディング・広告宣伝のアイデアや、売上アップ・利益アップのノウハウをお伝えします。

2019年07月21日 08:00  カテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント

【アイデア】お客さんを根こそぎ獲得する方法

イベント会場における集客戦略アイデア

それは土曜日。
夕方17時を回る頃。

私はとあるイベント会場に
チラシを見ながら車を走らせていました。

知り合いの士業の方から、

「もし時間あれば行ってくれる?」

と、あるイベントを紹介されたんです。


それは見学会のようなイベントで、
一日中開催しているタイプのものでした。

ちょうど時間も空いたので、
せっかくだし行ってみようと思ったんです。


一抹の不安のワケ


時間は既に夕方。
とはいえ17時にしてはまだ充分明るい。

きっと大丈夫だろうと、
念のためチラシを確認しました。

しかしチラシのどこを見ても、
時間表記は見当たりませんでした。

「はて、まァ・・・そういうこともあるか」

一抹の不安もありながら、
車で10分程度の会場に向かうことにしました。

そして・・・


のぼり旗と受付テントが見えた!


会場の近くに差し掛かると、
のぼり旗が見え、安心しました。

「よかった。まだやってるな。」

しかし、、、
それは早々に裏切られました。

会場に着くと
受付テントは張られていましたが、
机や椅子は既に片づけられていました。

そして、誰もいませんでした。

「イベントは17時までだったのかな?」

改めてチラシを
隅から隅まで確認しました。

すると、、、


時間表記は裏側に小さく存在した


それは会場地図の掲載された
チラシ紙面のウラ側の面。

イベントを伝える大きな見出しの右下に
小さい文字サイズで時間が書かれていました。

「さすがにこれは見落とすよ~・・・」

とため息が出ましたが、仕方ありません。
私は何もすることが無いので帰ることにしました。


さて、、、

今日あなたにお伝えしたいのは、
実はチラシのことではないんです。

私がお伝えしたいのは、
集客戦略の一つのアイデアです。

それは、、、


お客さんを根こそぎ獲得する方法


今回の私のように、
チラシを見た上で「行動」し、会場まで来てくれたお客さん。

そんな方を、
あなたは「時間外だから」と言って、
無視するべきなのでしょうか?


チラシを折り込んでも、
なかなか反応が取れない今。

その判断は非常にもったいありませんよね。


だからこそ、私があなたに提案したいのは、
イベント後の会場にちょっとした「ギフト」
設置しておくという顧客獲得アイデアです。


難しいことは何もありません


「ギフト」というのは、とても簡単な話です。

まず、会場の受付があったところに、
「目立つように」ポストのような投函ボックスを用意します。

そして、大きめの用紙に以下の内容を書きます。


・来てくれたお礼メッセージ
・既にイベントは終了したこと
・次回のイベントに関する詳細
・来場特典が後日、貰えること
・貰うための条件として個人情報を書いて投函してほしいこと
・個人情報は翌日回収し、24時間以内に担当者から連絡がいくこと



これらの内容を「遅刻した来場者」に伝えるのです。

個人情報というのは、メールアドレスでも構いません。
LINE@などで代用してもいいでしょう。

ここで重視したいのは、
行動してくれた見込み客への感謝とねぎらい。
そしてそれに相応する価値のある提案をすること。

さらに、
彼らと連絡できる手段
あなた自身が手に入れること。


この仕掛けさえあれば、、、

あなたは見込み客を逃がさず、
さらに(喜ばれながら)後追いできる状態にできます。


本気のお客さんなら取引に応じる


ここで、よく言われるのが、

個人情報保護

の問題です。


確かに、そう簡単に
見込み客の個人情報を取得はできません。
でもよく考えてみてください。

・話を聞いても良い
・むしろ話を聞いてほしい
・あなたから購入する気満々だった



そうした本気のお客さんなら、
あなたからのギフトは嬉しいものですし、
特典授受のための個人情報取引にも十分応じてくれます。


つまり、本気でない人ほど、
個人情報についてとやかく言います。
そんな人たちは無視しましょう。


これが集客戦略アイデア。
顧客獲得のための仕掛けです。

今回のようにイベントだけでなく、
営業時間外だったり臨時休業のように、
来店型ビジネスでも十分、使えますよ。


追伸
残念ながら、
今回のイベント会場には
そうした仕掛けはありませんでした。

とっても残念です。
せっかく出向いたのに・・・(笑)


追伸2
今日のアイデアを使えば、
定休日のあるビジネスでも十分使えますよね。

そういえば昔、
ルーコのクライアント向けに発行している
ニュースレターで似たような話を取り上げました。

テンプレートもあるので、
もし、興味があればご覧ください。

→ルーコ新聞「ON」45号の本編とおまけ



この記事を書いている人

豊田市の集客コンサルタント ルーコ鈴木悠生ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ


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