最近、担当している
ホームページ制作案件の話です。

そのお店の料金表のページに
「ボトルキープ」という単語を
入力していた時に

「ボトルキープも再来店を促すサービスだよなぁ...」

と、気づいてしまいました・・・。


私はお酒が飲めないので、
ボトルキープをしたことがありません。
なので今まで見落としていました！不覚！

再来店を促進するアイデア

私はマーケティングに関する情報を
出来る限り収集するようにしています。

特に最新の集客術に関する情報や、
成功している事例は意識して集めています。

でも一番大切にしているのは、
実際に自分が

「欲しい」「買いたい」「また行きたい」

と思った「実体験」を分析すること。

なぜ、欲しいと思ったのか
なぜ、買いたいと思ったのか
なぜ、また行きたいと思ったのか

その理由の部分に、
マーケティングヒントがあるからです。

机上の空論ではないものに、
一番価値を置いています。

だからこそ、
今まで気づきませんでした。

「ボトルキープ」は
どんなビジネスでも応用できそうだ、と。

ボトルキープとは？

ボトルキープは簡単に言えば、
酒場でお酒を未開封の瓶ごと前払いで購入し、
来るたびに少しずつ飲む、というもの。

キープした酒瓶には名前が掲げられるので、
そのお店に常連客がどれだけいるかの指標にもなります。

「あ、○○さんボトルキープしてるじゃん！」

という会話も、
地元密着の酒場では
よく交わされる光景なんだとか。

どちらにしても、
ボトルキープが入れば、
お客さんは「また来るよ」と宣言しているようなもの。

お店側としても、
何度もお店に来てくれるお客さんを
獲得できるので売上・利益アップも期待できます。

お酒を提供しないビジネスでも、
このボトルキープシステムを取り入れれば、
再来店の仕組みとして使えそうじゃありませんか？

権利に価値を置いたサービス

ボトルキープは
お店にある酒瓶のうち1本を

「権利を買って自分のものにする」

と同じことです。

普通に考えれば、
コンビニやスーパーで
酒瓶を買うのと同じですが・・・


ボトルキープは、
「それを飲む権利＝オーナー権」に価値があります。

その価値を高めているのが
これらの3つの「ルール」です。

・前払いで先にお金を支払う
・権利を目に見える形で示す（名札を掲げる）
・酒瓶を飲みきるまではサービスを受けられる

このルールを適用すれば、
あなたも同じように前払いで、
「オーナー権」を売ることができるはずです。

例えば、、、

巷に溢れるオーナー権サービス

あなたが生産者なら、
特定の田畑や苗木のオーナー権を販売し、
そこで実った農作物の収穫権を売ることができます。

私はこれまで、

・果樹
・枝豆
・お米

といった生産者さんが、
そうしたオーナー権販売をしていたのを
見たことがあります。


また商品開発系のクラウドファンディングでも、
「オーナー権が得られること」を強くアピールする
ケースが見られます。

他にも、、、
競馬の世界では馬主制度がありますね。
これも命名権を得られるなどが価値になります。

「うちは使えない」マインドは捨てる

ぜひあなたも、

「うちでは使えない」
「飲食店ではないから」
「特殊な業界だから無理」

と思うのではなく、

「どうやったら導入できるかな？」

と考えてみてください。


・短期間で消費されるもの
・継続して購入してもらえるもの
・購入することでステータスになるもの

であれば、
こうしたオーナー権は販売できるはずです。

「オーナー制度始めました！」

という見出しからお客さんにアピールできる
サービスがないか、頭に汗をかいてみてください。


追伸
弊社のサービスには
あいにくオーナー制度はありませんが・・・
1ヶ月、ルーコ鈴木に相談し放題のサービスがあります。

チャットを使って24時間いつでも
集客に関する相談をすることができます。

興味のある方は個別でご案内します。

→こちらからお問い合わせください


追伸2
ボトルキープの良いところがあります。

それは他のオーナー権サービスより
「再来店促進」の要素が強いところです。

しかも酒瓶を飲みきるまで、
期限はある意味、無制限であり、
飲みきればまたボトルキープを売れるところ。

そうしたサービスが思いついたら、
かなり最強だと思います。

ぜひ考えてみてください。