セールスマンでいたいか、それとも専門家でいたいか。

ルーコ鈴木悠生

2020年07月19日 08:00


いつでもどこでも
簡単に連絡が付くセールスマンは
「危険」だと思った方が良い。


・・・これは私が個人的に
師と仰いでいる人の言葉です。


あなたはどう思いますか?

「あ~確かに!」

と思う方もいるでしょう。


「いや、自分は連絡のつく営業マンの方が良い」

と思う方もいるでしょうね。


ちなみに私は自分自身も現役で
セールスマンとして働いているので、

「いつでもどこでも簡単に連絡がつく」

状態にならないようにしています。


それは何故か。
私は単なるセールスマンではなく、
あくまで「専門家」でいたいからです。


いつでも駆けつけるセールスマンの苦悩


「土日でも連絡付くので何かあれば電話ください!」

これは私が4年くらい前に
個人的に仲良くしていたセールスマンの
異業種交流会での口癖のような自己紹介です。

土日というのは
彼にとっては休日です。

休みの日でも連絡が付くとなると
実質、休みが無いじゃん!と心配に思っていました。

もちろん、

「いつでも駆けつけるセールスマン」

を求めているお客さん層は一定数います。

ビジネスによっては、
休日だろうが早朝深夜だろうが
関係のない職業の方もいらっしゃいます。

とはいえ彼の業界は
そこまで緊急度の高いニーズは
ほぼあり得ないんじゃないかな、と。

他社との差別化をするための
リップサービス
が引くに引けなくなった・・・
ような感じがしてたまりませんでした。


いつでもOKスタイルは、最終的に良くない


いつでも連絡のつくセールスマンは、
スーパーマンのような超人を除いてほとんどの人が、
どこかのタイミングで「時間」が足りなくなります。

時間が足りなくなると、
心に余裕が持てなくなります。

それは結果的に

・納品物の品質
・顧客のフォロー管理
・接客レベル


に悪影響を及ぼす可能性が高く、
そのまま感覚が麻痺したセールスマンは

「売れれば良い」

状態になる可能性があります。


事実、社会人になった頃の私が
その感覚麻痺状態の「一歩手前」になっていました。


セールスマンと専門家の違い


今の私はセールスマンでありながら、
専門家でいたいと考えています。

何故なら、
セールスマンは契約を急ぎます。
しかし専門家は対話し、メモをとり、処方をします。

セールスマンは商品を提案します。
しかし専門家は解決策を提案します。

セールスマンは値切りや安売りが基本です。
しかし専門家は安売りする方が信用を損ねます。


私はどちらになりたいか、
真剣に考えた結果、専門家になりたいと思ったんです。

だから私は休日は緊急時を除いて
クライアントからの連絡には対応しませんし、
携帯電話の番号も教えません。

まだお金のやりとりが発生していない、
たまたま知り合った方とLINEで繋がることもしませんし、
営業時間外であれば基本、留守録対応です。


ただし、上位のクライアントは別


ですが例外のクライアントもいます。
それは私にとって上位20%のクライアントです。

お付き合いの期間や、
お取引額の合計金額だったり、
知り合いをご紹介をくださるクライアント。

そんな私にとってのVIPクライアント
特別扱いするべき対象ですので携帯番号は教えます。
LINEも繋がって、可能な限り返答を優先します。


一部のクライアントは
私が彼らを特別扱いしている事実を
知っていますから、とても喜んでくださります。

これも私が意図的に
専門家として位置づけするために
行っているブランディング戦略の一つです。

そして私の上位クライアントの多くが、
自分自身を「専門家」として認識されている社長さんです。


あなたはどっち?


あなたに質問です。

あなたはいつも時間が足らず
心に余裕もなく、価格競争に陥りがちの
セールスマンでいたいですか?

それとも、

お客さんのために時間と心を使い、
本気で彼らの問題解決に情熱を燃やし、
適正価格で提案する専門家でいたいですか?


もし、専門家でいたいなら、、、

私はあなたの集客や販売促進、
ブランディングの戦略設計でお役に立てます。
興味のある方は、ぜひご相談ください。


追伸
問い合わせはこちらのフォームからどうぞ。

→ルーコ鈴木に問い合わせる


追伸2
お客さん側からしても、
いつでも連絡がつくセールスマンって
ギラギラし過ぎて嫌じゃないですか?

しかもまだ買う前の関係性の時ですよ。

私だったらちょっと引きます。
でもそういうセールスマンの方が
やる気と熱意を感じると言って好む方もいます。

私はそういうお客さんとは、仲良くなれません。
最終的に振り回されることを何度か経験しているので。


関連記事