売れる看板の公式って?

ルーコ鈴木悠生

2018年11月01日 08:00


先日、「看板」について、
社内のデザイナーと話す機会がありました。
上の写真はその時のメモ書きです。

色々話し合って出たこととして、
看板は目的によって種類があるよね~ということ。

今日はその内容を、
私の備忘録を兼ねて、あなたにもシェアしたいと思います。


その看板は何を目的とするのか


看板の目的はいくつかあると思いますが、
ざっくり分けるならこの3つではないでしょうか。

・自己紹介のための看板(認知・ブランディングが目的)
・辿り着くための看板(入店誘導が目的)
・売るための看板(興味と行動させるのが目的)


他にもあるかもしれませんが、
ルーコにデザインの依頼があるものは、これら3つがほとんどです。

で、これらの「目的」に合わせて、看板の企画デザインって大きく変わる、
というのがデザイナーと私が出した結論です。


目的は見極めないといけない


目的に合わせて看板の内容が変わる。

とは言っても、看板の依頼をされるクライアントさんは、
多くの場合、

「全てを叶える看板にしたい」

とおっしゃいます。

しかし、残念ながら、
それを実現するには超えなければならない、様々なハードルがあります。

例えば

・看板の設置場所
・看板の大きさの上限
・看板の向き(太陽や近隣の電灯との兼ね合い)
・看板に対する予算(制作費+維持費)


など、目的によっては、
これらの「要素」が大きく結果に左右する、ということもあります。

なので、看板の依頼があったときは、
よくよくお話を聞かないといけません。


「目的達成」をしなければ、
看板を付けた意味もありませんから、
状況によっては「お断りする」というか、

「そこの場所に看板はやめたほうが良いですよ」

と、アドバイスすることもあります。


一番、頭を使うのが「売る看板」


デザイナーと話し合っていたのは、
とあるクライアントさんの看板デザインです。

急遽、制作をして欲しいと依頼のあった看板は、
目的はズバリ「売るための看板」です。

しかし、これが一番、頭を使います。
なぜなら「看板で商品やサービスを売る」のは難しいからです。


よくよく思い返してみてください。
看板を見て「あ!欲しい!買いたい!」と思った経験、
過去1年間に何回ありますか?


看板だけを見て購買意欲が湧くって、
なかなか難しいのではないでしょうか??
(※私はこの時期、「肉まん」という看板には好反応です 笑)

だからこそ「売るための看板」は、
何を載せるのかが重要なわけです。


売れる看板の公式


デザイナーとあーだこーだ話あって、
最終的に出たのが「売れる看板の公式」です。

せっかくなので、これを読んでいるあなたにも、
この公式をお見せします。


売れる看板の公式
↓↓↓↓↓

注目+認知✕興味+行動+効果測定=売れる看板



基本的に内容や形、立地はどうであれ、
この公式でだいたい説明が出来ると思います。

細かい説明は長くなりそうなので省きますが、
それぞれを担う要素を看板の企画デザインに組み込むことで、
売れる看板への近道になるでしょう。


看板であっても、効果測定は大事


私は特に「効果測定」が肝だと思っています。

なぜなら、その看板を見て「行動」した人がどれだけいたのか、
指標をあらかじめ決めた上で計測すれば、費用対効果の確認だけでなく、
今後の看板デザインの「改善」に活かせるからです。


どんな社長さんだって
「売れない営業マン」はいらないですよね?

もし「売れない」のであれば、
何故売れないのか、何を改善すればいいか、
経営者として考えて行く必要があります。

その改善を続けることが、
「売れる看板」を作っていきます。


もし、あなたも「売れる看板」を作りたいなら、
この公式に当てはめてみてください。

そして間違っても、「売るための看板」で、
効果測定無しの看板は作らないようにしましょう。



追伸
とはいえ、私も看板専門のプロではなく、
集客・ブランディングが専門分野になります。

なので、看板専門のプロは
また違うことをおっしゃるかもしれませんね。
興味があります。


追伸2
今回のテーマは「売るための看板」です。

毎日見続けることで効果の出るイメージ広告的な看板や、
働くスタッフが嬉しくなるような福利厚生的なブランド広告看板は、
この公式とはかけ離れたものになりますので、お間違えのないよう。

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