来店型ビジネスの売上が2割アップしたのは、スタッフの「ある一言」でした。

ルーコ鈴木悠生

2020年11月22日 08:00


数年前のことです。
ある店舗経営者さんから、
私にしては珍しい依頼を受けました。

それは来店されたお客さんに対して
スタッフが接客する際の文言をまとめた

「接客あいさつ集を作ってほしい」

というご依頼です。

接客マニュアルだと大げさだから、
「あくまであいさつ集で良いんです」
・・・という社長さん。

そこでまずは
接客およびサービスを担当されている
3名のスタッフさん達とお会いすることにしました。

もちろん目的は伏せて、です。


接客あいさつ集を依頼した理由


3名の「いつも通り」の接客を日にちをあけて受けた後、
私は「接客あいさつ集」を作り始めました。

そのお店は事前予約をし、
お店に来店してサービスを受ける、
来店型ビジネスです。

あいさつ集を作ることで、
スタッフさんごとで差が出る売上の差を、
少しでも高い位置で平準化したいとのことでした。


そこで私は、
一番売上を稼いでいるスタッフさんと、
一番売上を稼げていないスタッフさん。

このお二人の一連の接客を
意識して注目してみました。


稼ぐスタッフと稼げてないスタッフの違いは?


一番稼ぐスタッフと
一番稼げてないスタッフ。

この二人の違い
一体どこにあったのでしょうか?


接客の丁寧さでしょうか?

それとも提供サービスの品質でしょうか?

または目に見えないホスピタリティの部分の差?


・・・実はどれも違います。


売上の差が一番出ていたのは、
お客さんが帰る前に「ある一言」
言うだけでした。

あなたはその一言が
何なのか分かりますか?


売上に差が出た、たった一言とは?


売上に差が出た
「ある一言」というのは、

「次回はいつにしましょうか?」

・・・たったこれだけです。

リピートを促す一言を言う。
ここが一番大きな差が出る理由でした。

もちろん、一番稼ぐスタッフさんは
他にも色々な「珠玉の接客トーク」を持っていました。

ただ一番、売上に響いて
どのスタッフでも平準化できるのは
この一言でした。

ちょっとした一言ですが、
それが大きなブレイクスルーになる。
そんな発見でした。


追伸
「接客あいさつ集」を納品した後、
翌月から他のスタッフさんの売上が
2割アップしたと報告を受けたのを覚えています。

でもよくよく考えたら、
私自身もこの一言はいろんなお店で
聞いていたリするんですよね。

例えば歯医者さんとか。
マッサージ屋さんとか。
美容院とかもそうです。

結構どこのお店でも使ってます。
でも使ってないお店は全く使ってない。

もったいないですよね。


追伸2
取り急ぎ報告です。

現時点でお申込みいただいている
参加者の皆さままででセミナー募集を
締め切らせていただきます。

→ダイレクトメール集客販促の秘訣セミナー

締め切る理由は今回のセミナーは対面のため、
コロナが再流行している今、実施するのは
少々難しく感じているためです。

というわけで
一時的に募集を締め切ります。

既にご参加予約を
いただいている方には
個別にご連絡しますね。

対面かオンラインか、
希望される方を教えてください。


関連記事