あなたなら…この窮地をどう切り抜ける?

ルーコ鈴木悠生

2018年10月04日 08:00


先週の金曜日、知り合いの旅行代理店の社長さんが、
浮かない顔をして私に話しかけてきました。

「今年は本当に大変だよ。台風に地震に…頭抱えちゃうよ…」

確かに今年は天候や災害によって
旅行・観光業界は大きな損害を被っているようです。

実際、地元の旅行代理店さんも、
多くの旅行計画がキャンセルになっているそうです。

天候・災害はさすがにコントロールできないので、
仕方の無いことではありますが、その損害額を聞くと・・・

「うわぁ~…それはヤバイですね…」

と口からこぼさずにはいられない状況でした。


さぁ、あなたならどうしますか?


もし、あなたがこの旅行代理店の社長と同じ立場なら・・・

何から手を付けて、
この損害を巻き返していきますか?

「諦める」という選択はここでは無しです。

少しでいいので考えてみてください。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・


どうでしょうか?

1つでもアイデアが浮かんだ方は素晴らしいです!
その方法が良いか悪いかはさておき、

「自分ならどうするか」
「自分のビジネスに当てはめたらどうか」


と常に物事を「戦略型思考」で柔軟に考えているあなたは、
きっと行動するだけで成果を得られる社長さんでしょう。


逆に思いつかなかったあなたも安心してください。
「経験不足」なだけなので、考えることを習慣にすればいいだけです。

ここで言う経験というのは、ビジネスの経験ではありません。


いわゆる「アウトプット」の経験です。

実は私も数年前まで、
あなたと同じく「アウトプット不足」でした。


インプットするだけで、外に出さないので、
いつまで経っても行動できずじまいだったんです。

だから大丈夫です。
毎日たった1つでもいいので「私ならどうする?」と問いかけてください。

3ヶ月後には90回近くの「私ならどうする?」と自分に問いかけることになるので、
自然と習慣化し、自ずと行動も変わってくるでしょう。


ルーコ鈴木ならこうする


さて、話を戻します。
天災により大きな損害を受けた旅行代理店の社長。

その身が自分に降り掛かってきたらどうするか。
私が最初に行う施策としてはこれしかありません。

それは、


これまで旅行をしてくださったお客様全員に、
「お願い」をして協力をしてもらう。



これです。

なぜなら、お客さんを新たに獲得するよりも、
既存のお客さんのリピートを促すほうが、
コストも労力も抑えて実現できるからです。

そしてこの窮地。
今すぐ、何かしらの手を打たないといけません。


だからこその既存客への「お願い」です。


自社で旅行をしてくださいと「再利用」をお願いしたり・・・
紹介キャンペーンで「見込み客の紹介」をお願いしたり・・・

その他にも色々な形があると思います。

そうしたお願いを「聞いてやっても良い」とお客さんに思わせる理由と、
特典を付けることで、商談チャンスをゲットします。


良好な関係が構築が出来ていれば苦労しません


もちろん、日頃から満足度の低いサービスをしていたら、
「お願い」をしたところで聞く耳を持ってもらえません。

けれど日頃から満足度の高いサービスをしていれば、
きっとあなたのお客さんは再び、あなたの話を聞いてくれるはずです。


お客さんのタイミングが合えば、
旅行の申込みや相談といった「機会」をくれるはずです。

特に、上得意客=VIP客ほど、そうしたお願いに反応してくれます。

もしあなたのビジネスがピンチに陥ったら、
既存客にお願いをしてみてください。

ちゃんとした理由があれば、話を聞いてくれますよ。

新規客を追いかける広告宣伝の前に、
既存のお客様に目を向けてみてください。



追伸
VIP客相手に何をすべきか、
以前、ブログ記事に書きました。

ちなみにこのブログの人気記事TOP3の一つです。
読んで無い方はぜひこちらもご覧ください。

→儲かりたいなら…お客さんによって態度を変えるべき


追伸2
本当にピンチに陥ると、人は迷走しがちです。
慌てず冷静になって、マーケティングの基本を押さえれば大丈夫です。

「自社のマーケティングをサポートしてほしい」という方は、
一度、私にご相談ください。

お役に立てるかを含めて、有料のスポットコンサルティングをさせていただきます。
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