古い手帳を見返していたら、
当時読んでいた本の中で個人的に
琴線に触れたフレーズを残していたページを見つけました。

その当時読んでいたのは、
あいにく書籍名が思い出せませんが、
たしか起業関連のノウハウ本だったと思います。

その本には顧客獲得、
つまりはマーケティングに関する項目も
載っていたので勉強のために読んでいました。

私が手帳に書き写していたのは
以下の一文です。

「他人を友人に、友人を顧客に替える」

セールスに関するプロセスについて
書かれたページだとメモには書いてありますが、
詳細までは覚えていません。

けれどこの一文は、
今も心に響く一文です。

他人を○○に替える活動

私たちのマーケティングや
セールス活動というのはまさしく

「他人を友人に、友人を顧客に替える」

プロセスだと言えます。


広告宣伝をする時、
ターゲットとなる見込み客との
一番最初の関係性は「他人」です。


そこから商品や企業活動に
興味を持ってもらいながら信頼関係を
構築していき、最終的に商品購入に繋げる。

その過程は企業と顧客との
人間関係の強さに沿っていますよね。

リピートを促し、
継続的に買ってもらうような
良好な関係でいるにはこの流れが良いわけです。


しかし世の中には
他人からいきなり顧客に替えようとする
力技で挑んでくる企業や営業マンがいます。

そして・・・

押し売りマーケティングの末路

広告宣伝でもそうした
押し売りに近いものをたまに見かけます。

もちろんそうした広告宣伝が
悪いわけではありませんし、成果が出ているなら
関係構築もほどほどに売り込むことは効率的です。

けれど個人的に
そうしたマーケティングをする
企業のほとんどは数年後には

「業界から姿を消している」

ような気がしています。


例えば私は以前、
リサーチのためにある会社の
メールマガジンに登録しました。


すると届くメールは
全てが商品の売り込みに徹しており、
最終的にはいつの間にかメールも受信しなくなり・・・

当時のメールに書かれた
ホームページアドレスをクリックすると
「ページが表示されません」と出てきました。

広告宣伝も人間関係をないがしろにしては×

一方でかなり以前から
登録しているメールマガジンには

・新入社員のプロフィール紹介
・長期リピート顧客へのインタビュー
・地震や災害が起きたときの安否を気付かう内容

といった

「企業と顧客との関係構築」

を丁寧にされているものもあり、
このコロナ禍でもメディアに出るなどして
順調ぶりがうかがえる企業さんもいます。


そう考えると、

「他人を友人に、友人を顧客に替える」

というプロセスは、
不況に左右されない持続可能なビジネスにするには、
意外に重要なんじゃないか、と思えて仕方ありません。

あなたはどう思いますか？


追伸
最近、想定外の外食が増えており、
かなり胃腸に負担をかけている気がします。

もちろん家計にも負担が（汗）

コロナも拡がっているので
外食は極力控えたいところなのですが、
なかなかそうもいかない事情もあったり。

色々と大変です・・・。


追伸2
最近また朝晩が
冷えたりしていませんか？

我が家は築年数も古く、
断熱性能がすこぶる悪いので
朝晩がめちゃくちゃ冷えます。

おかげで体調管理が難しいです。