今日は完全にローカルネタになります。

私の住んでいる地域のFMラジオに
ZIP-FMというラジオ局があります。

そのラジオ局の人気DJの一人、
それがジェイムス・ヘイブンス。

そんな彼の昼帯の生放送番組、
「J BREAK」で先日から面白い試みが行われています。


それがラジオの最中に
YouTubeで模様を生放送するというもの。

祝日限定で先週からスタートし、
たしか私の記憶が正しければ2000人ほどの
視聴者がいたように思います。

で今週の月曜、火曜と、
両日ともにYouTube配信をしていたのですが・・・
1000にも届かない700～800人を行ったり来たり。

それに拗ねてしまった
ジェイムスは昨日の放送でこう言いました。

「1000人行かなかったら明日はYouTubeやらない！」

ラジオとYouTubeで
その様子を見ていた私は
なかなか興味深いものを見ました。

初日2000、今日は800・・・

あれはたしか番組も後半戦。
どんどん視聴者が減っていく中。

YouTubeのチャットでは
ユーザー（リスナー）同士で様々な
ことを話していました。

「連休中だし天気も良いからみんな遊びに行ってるよ」
「ラジオは聞けてもYouTubeはさすがにね～」
「もっとジェームスがYouTubeにも絡んでくれれば・・・」

そして番組放送は残り30分。
いまだに700～800人台のYouTubeユーザー。

正直このタイミングでは
私も「難しいかな～」と思ってました。

実際にジェームスも

「初日2000行ったのに昨日と今日全然じゃん！」

しかしこの後、
ドラマティックなことが起きます。

宣伝って大事だな～

放送時間が残り20分を切った頃。

「1000人行かないならホント明日やらないよ！」

このあたりで視聴者数が
じわじわと増えてきました。

その時に私が思ったこと。


「やっぱり宣伝って大事だな～」


それは何故か？

ラジオ放送中に何度か
YouTube放送していることは
リスナーに伝えていました。

しかしリスナー達と電話で
やりとりする各コーナーでは、
YouTubeを観れる環境にも関わらず

「見てなかった！」

というリスナーもいました。


その度に「見てみて！」と言うのですが、
基本的に数秒間の宣伝のみ。

しかし残り20分のタイミングで

・YouTubeの視聴者数が初日より少ないことを伝えた
・YouTube放送を見る方法（アクセス方法）を丁寧に説明した
・何度も何度も繰り返して視聴を促した

その結果、、、

広告宣伝のセオリー通りの展開

残り10分を切った頃に
無事に1000人を超えました。

この時の視聴者数の上がり具合は
見ていて少し興奮しました（笑）

チャットも盛り上がり、
凄い勢いで書き込みが行われます。


この一連の流れで思ったのは
先ほども書いたように「宣伝って大事」ということ。

初回は反応が良いのは普通の広告も同じ。
何度も回数を重ねるごとに反応が悪くなります。

しかし「こんなもんだろう」と思って
広告宣伝を疎かにしていると、意外に
伸び悩んでしまうものです。


そして「丁寧にゴールへ導くことも大事」です。
今回で言えば、実際のYouTubeのアクセス方法を
とても細かく説明をしていました。

企業の広告宣伝も同じ。
電話すればいいのか、メールすればいいのか。
何時に、何曜日に、何と伝えればいいのか。

見込み客に期待する「広告宣伝のゴール」は
事細かに誘導しないと人は動いてくれません。

祝日の昼間に
とても良いものを見させてもらいました（笑）
今日はラジオ聴けるかな～YouTubeも見れるかな～。


追伸
私は学生時代から
ラジオをよく聴いてました。

ここ数年はすっかり離れていましたが、
最近はコロナ報道も多くてテレビも離れがち。
自然と車中ではラジオを聴く時間も増えてきました。

あなたはどうですか？
聴いているラジオありますか？


追伸2
あと締め切り間近に
反応率が上がるのも広告宣伝の
セオリー通りですね。

今回は放送終了までに
1000人超えというリミットでした。

ちなみにこの番組気になる方は
radikoというアプリで聴くこともできます。