もう4年ほど前になるでしょうか。

開業したばかりの集客サポートをしました。

そのクライアントの社長さんから
昨日、嬉しい言葉をいただいちゃったんです。

その方が開業した頃は
市内には競合が数社存在しており、
完全に後発参入の状態でした。

その中でどのように
集客していこうかと考えました。

そして先日もブログに載せた
ポジションを明確にする戦略を取りました。

参考記事：後発参入時の宣伝戦略の立て方は花火に似ている


その結果、、、

コロナ禍の中、
今も順調に集客に繋がっていると
めちゃくちゃ嬉しい報告をいただきました。

闇の部分に光を当てた最初の経営者

その方の場合、
ポジションを明確にするために、
私がしたことは、その業界にはびこる

「闇の部分」

を明らかにし、
そこに対して完全に

「逆のポジションを取る」

ことでした。


具体的に言いますと、
悪質業者が存在することを明かし、
自社と悪徳業者との違いを徹底的に語りました。

正直、そこについて
はっきりと語っている業界内の人間は、
クライアントの商圏には一人もいませんでした。

これぞまさに市場初の試みですね（笑）

闇の部分を語る時、してはいけないこと

一言添えておきたいのは、
クライアントは悪質業者の悪行を
バッシングしているわけでは全くありません。

まず、業界構造的に
悪質業者が生まれてしまう
仕方のない理由がありました。

さらにどんな部分で
悪質業者と認定できるのかを
客観的な基準で説明しました。

ただの自己中心的な主張では、
見込み客の心を動かすことはできません。

一方的なバッシングは
単純に敵を作ってしまうだけです。


ですからそこは丁寧に、
客観的な主張に留めることで、
最終的に

「選択をするのはあなたです」

と伝えることで、
悪質業者とのポジションの違いを
はっきりと見せることに成功しました。

「あなたの姿勢に惚れた！」という人が毎週やって来る！

もちろん人によっては、
そこまで「闇の部分」を明かすことに
抵抗感のある社長さんや見込み客もいるでしょう。

でも私がこの手段を用いたのは、
クライアント自身の強い信念と揺るがない自信。

そして

「お客さんの幸せのために働きたい！」

というクライアントの言葉。

ここに胸が打たれたんです。

なので正義のヒーローとまではいきませんが、
誠実な会社であることをほんの少しだけ大げさに見せました。


そのおかげでしょうか。

社長さんの誠実な姿勢に共感した
お客さんからの問い合わせが多いそうです。

それだけでなく、
このコロナ禍の中で

「悪質な業者に出会いたくない！」

というお客さんからの
引き合いが増えているそうです。
しかも毎週！！！毎週ですよ？？？すごい！！！


いや～良いお話が聞けました。
やっぱりお客様の声を聞くのはいいですね。


追伸
手っ取り早く自社のポジションを
確認したいという社長さんはいますか？

このブログ記事が
参考になるかもしれません。

参考記事：やってみよう！四象限で自社のポジショニング確認


追伸2
昨日の夜ごはんに、
揚げ物を食べたとたんに
鼻水とくしゃみが止まらなくなりました・・・。

やはり花粉症に揚げ物は厳禁ですね。
鼻かみ過ぎてイタイ・・・。