愛知県豊田市の集客コンサルタント、ルーコ鈴木が「地域一番店戦略」を公開!マーケティング・ブランディング・広告宣伝のアイデアや、売上アップ・利益アップのノウハウをお伝えします。

2021年06月30日 08:00  カテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント

コロナ禍のお客さんについて、ちゃんと知ってる?

お客さんは何を考えて過ごしているのか知ってる?

このコロナ禍で御社のお客さんは
どんな毎日を過ごされてきたんでしょうね?


この質問は今週の月曜。

イベント開催のためのチラシを
作ってほしいという企業さんに出向いた時、
打ち合わせで担当者の方に投げかけた私の質問です。


この質問をした私の意図は、
「より見込み客に響く広告訴求」を考えるために、
少しでも情報が欲しかったからです。


どうしよう。このままだと当たり障りないものしかならない。


初回の打ち合わせで
おおよそ狙うターゲット層が絞り込め、
イベント開催の意図も把握できました。

そしてこの日の打ち合わせでは
実際にチラシに掲載するアイテムや
当日の販促アイテムについてのすり合わせ。

それらをどのように
チラシに掲載するのかといった
コンテンツ決めの段階でした。

そして40分ほど時間が経った時、
私の頭にある不安がよぎりました。

「う~ん。このままだと...」


私は打ち合わせ担当者さんが
用意してくださった資料用紙を見つめます。

「このままだと当たり障りない商品紹介チラシにしかならない」


お客さんが反応するチラシにするためには情報が必要


ターゲットは決まった。
掲載する商品アイテムも決まった。

でもこれでは、
スーパーのチラシのような

「写真と値段ばかりが載った商品紹介」

のチラシでしかありません。


しかし今回のクライアントは、
値段だけで販売するには難しい商品
を新規の見込み客に提案する企業さんです。

商品紹介をしたところで
見込み客が反応するとは思えません。


さらに日頃、ターゲット層は
その商品について考える時間はほぼなく、
必要になったと思ったら考える程度。

チラシで見かけた程度では、

「欲しい!」「私には必要だ!」「今すぐ買わなきゃ!」

とはならないような商品です。

そのため今のままでは訴求が弱い。
そう考えて冒頭の質問をしたのです。


妄想ではなく、事実を尋ねる


「このコロナ禍で御社のお客さんは
どんな毎日を過ごされてきたんでしょうね?」


この質問を読んで、
あなたは少し違和感を感じませんでしたか?


今回私はクライアントに
ターゲットである「見込み客」ではなく
「御社のお客さん」の情報を尋ねています。



それは当たり前です。
見込み客がどんな生活をしていて、
どんなことを考えているかは知る由もありません。

だってまだ会ってないわけです。


でも「御社のお客さん」・・・
つまり、既存客さんであれば違います。


普通にお客さんに
聞けばいいわけです。

「このコロナ禍でどんな生活をしていましたか?」


お客さんの事実を聞いて広告宣伝に活かす!


この質問で欲しかった情報は、
お客さんがどんな生活をしていて、
最近、どんなことを考えているのか、です。

そこから似たような傾向が分かれば、
見込み客も同様な生活をしていたり、
似た思考になっている可能性
があります。


それだけではありません。

このコロナ禍において、
お客さんがクライアントの商品によって、
快適に過ごしていた
としたら・・・。


まだ商品を買っていない
見込み客の多くはそんな「快適さ」を
欲しいと思ってくれるかもしれません。


ですから既存のお客さんの情報は
出来る限りリアルタイムで収集したほうが良いのです。


もしあなたも広告宣伝が
イマイチ反応取れない時は、
既存のお客さんの情報を収集してください。

それだけで新しい着眼点で
広告宣伝に取組めるかもしれません。


追伸
今回の話を理解しやすくすると、、、

自動車がまだない時代。
人の移動手段はほとんど馬でした。

そんなときに
チラシで「自動車売ります!」と
掲載したところで多くの人は

「はて?自動車とな?」

となります。


ほとんどの人は「欲しい」まではいきません。
しかし、例えばチラシの中で


自動車に乗れて
こんなに快適に過ごせてます!


というお客さんの声が載っていたら?


自動車のおかげで
●●●な時でも安心して過ごせました!


というストーリーが載っていたら?
また違ってきますよね。

今回のハナシは、
簡単に言えばそういうことです。


追伸2
前回のブログでもお声かけしましたが、
クチコミ書いてくれた方、ありがとうございます!

→前回のブログ記事を見る

さて、このブログですが、
予告通り、次回の更新が最後になる予定です。
多分・・・(笑)

ということで、
次回の更新をお楽しみに!



この記事を書いている人

豊田市の集客コンサルタント ルーコ鈴木悠生ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ


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