愛知県豊田市の集客コンサルタント、ルーコ鈴木が「地域一番店戦略」を公開!マーケティング・ブランディング・広告宣伝のアイデアや、売上アップ・利益アップのノウハウをお伝えします。

2018年10月20日 08:00  カテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:リピート率UPのヒントカテゴリ:客単価UPのヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント

アンケートが顧客教育マーケティングを加速させる!?

アンケートマーケティング

マーケティングは顧客教育だという話題を
前回のブログ記事で書きました。

→あなたは今よりも集客したい社長さんですか?

今回はそれにリンクする、
「とあるマーケティング手法」を紹介します。


アンケートサイトをご存知ですか?


あなたはアンケートサイトをご存知ですか?

ユーザーがアンケートに答えることで、
ポイントが付与される、主に小遣い稼ぎを目的としたWEBサービスです。


利用者はアンケート内容によって、
自分の年齢や性別、職業や年収、家族構成だけでなく、
直近の消費行動についてや、特定の商品に対しての評価などを
匿名で答えていく、というものです。

実は、この「アンケートに答える」というメディアが、
マーケティングに使われているのです。

とりわけ「顧客教育」の観点でのマーケティング。

…つまり「見込み客に育てる」フェーズで、企業側が利用しています。


知らぬ間に教育され、売り込まれるアンケート


ちなみに私は以前から、
こうしたアンケートサイトを利用しています。

というのも、T-ポイントや楽天ポイントなど、
アンケートに答えるだけで身近に利用できるポイントが貰えるからです。

そして最近、顕著になってきたな…と思うのが、
企業による顧客教育アンケートなわけです。

建前としては、企業側は市場調査を目的として、
アンケートを出している形を取っています。

しかし、実際にアンケートを利用してみると分かります。
それは、とてもよく練られた「顧客教育アンケート」なのです。


残念ながら、アンケート内容を外部に漏らすことは、
そのサイトを利用し、アンケートを答える際の規約でNGとなっています。

なので、ここで実例を出すことが出来ませんが…、
私からすると、実に巧妙でよく考えられた質問が多いです。

というのも、アンケートを答えることで、


今まで気にも留めなかった問題・課題について意識が向くようになり、

特定の企業の商品やサービスによって問題が解決できることを教育され、

最終的にはそれを「無料で試す」「格安で利用できる」といった売り込みがあり、

意思決定をする「はい」「いいえ」「興味ない」という選択肢が最後の設問です。



もし、あなたが勉強家なら、
AIDAやAIDMAといった型を聞いたことがあると思います。

なんと最近のアンケートサイトのアンケートは、
そうした型を「アンケートの設問」という形にして利用者に見せていくのです。

ポイントを貰うために答えていたアンケートで、
特定の商品やサービスが欲しくなる、気になるようになる。

それが最近のアンケートサイトの傾向のように思います。


アンケートなら顧客教育のハードルが下がる


今回、このアンケートサイトを紹介したのは、
あなたのビジネスでも、応用できると思ったからです。

特に「顧客教育はハードルが高い」と思っている社長さんこそ、
このアンケートを利用することをオススメします。

なぜなら、アンケートなら様々なハードルが下がるからです。
どういうことでしょうか?

アンケートは、お願いすればいいだけだからです。
あなたが一生懸命時間を作って、教育する必要がありません。

アンケートの設問が
あなたの代わりに顧客教育をしてくれるのです。

さらに、アンケートサイトのように、
答えることで何かしらの「特典」が得られるようにしておけば、
答えてくれる確率は非常に上がるでしょう。


もちろん、顧客教育アンケートは、初対面の人には難しいかもしれません。
しかし、一度でもあなたと接点を持った既存客であれば、
アンケート回答率は一気に上がると思います。


重要なのは教育し、売り込みまですること


アンケートの設問を作る際は、
ぜひ、AIDA、AIDMAといった型を取り入れてください。

他にもセールスコピーの技術を取り入れることで、
おそらく強力なツールにすることができるでしょう。

間違っても、
ただ答えてもらうだけではいけません。
自社の商品・サービスの評価をもらうだけでは足りません。

必ず、見込み客に知ってほしい問題・課題の提示を盛り込み、
その解決策としての商品・サービスを案内し、売り込みまで完結させてください。

もちろん、一度のアンケートで完結させる必要はありません。
同じ人に、別のアンケートをし続けることも良いでしょう。

というのも、アンケートサイトに登録すると、
しばしば同じ企業から、同じ商品・サービスに関わるアンケートが
設問を微妙に変えて配信される傾向が見られます。


見込み客の消費欲求もタイミングです。

問題・課題・ニーズを自覚していない見込み客に、
すぐに「欲しい!」と思わせることは難しいからこそ、
タイミングをずらせて「何度も」アンケートで教育させています。

大事なのは、教育し続けることです。
顧客教育のためのアンケート、あなたも取り入れてみてはいかがでしょうか。

もしかしたら強力な集客・販売ツールになるかもしれません。
新たな広告宣伝のアイデアにも気づけるかもしれませんよ。


追伸
アンケート自体は、紙でも良いと思います。
またネットを使うなら、メールフォームや、
自作のアンケートを作れる無料サービスも多数あります。

大企業はマスマーケティング的なやり方で、
ポイント獲得を目的としたアンケートサイトを利用しますが、
多くの中小・零細企業は、そこにお金をかける必要はありません。


追伸2
「良い質問は行動を変える」ということを、
最近呼んだ粟津恭一郎さんの本「良い質問をする技術」で学びました。

この本、お勧めです。
特に、前回のブログ記事で紹介した「優れた先生」になりたいなら特に。


この記事を書いている人

豊田市の集客コンサルタント ルーコ鈴木悠生ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ


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