今、私は東京のビジネスホテルにいます。
とあるワークショップに参加するためです。

数日間、滞在することもあり、
ルーコの東京オフィスにも顔を出しました。

※ご存知無い方もいるかもしれませんが、
ルーコは豊田と東京にオフィスがあります。

東京オフィスのスタッフ3名と
意見交換もできて、有意義な時間を過ごしました。

中吊り広告に注目

さて、私の話は置いておいて・・・。

東京に来ると、
ついつい見入ってしまうのが
電車の中吊り広告です。

普段、車社会にいる私には、
中吊り広告は新鮮なのです。

キョロキョロと見回して、
それぞれの広告メッセージを楽しみます。

なぜかって？

それは「より良い広告アイデアを盗むため」です。

より良い広告アイデアの見つけ方

広告アイデアを盗むとはどういうことでしょうか？

例えば今は受験シーズン。
大学や予備校、塾といった教育系の広告が
電車の車内に貼ってあったり吊るされています。

それぞれの広告を冷静に見ると、、、

・何が学べるかをわかりやすく載せているアイデア
・そこに行けばどんな将来が待っているか期待させるアイデア
・とにかく実績推しの数字で説得するアイデア

などなど、
すべて「入学（塾）生募集」という同じゴールに対して、
実に様々なアプローチの広告アイデアが見て取れるわけです。


目的地は同じなのに、
どういうセールストークで見込み客に「YES」と言わせるのか。
そしてどのような流れでレジに並ばせるのか。

これらはすべて「広告アイデア」です。

広告批評こそ、広告感度を高める

私は普段、
電車に乗るたびに広告を一つ一つ見ながら、

「あ、これ○○業でも同じアイデア使えるな・・・」
「これは○○系の商品を売るときにも使えそう」
「あーこれはキャッチコピーでゴリ押ししてて意味わからんな」

などなど、脳内批評をしながら
広告感度を高める「地味な修行」をしています。

まァ、ただの広告オタクみたいなもんですけどね。

でも、あなたもそんな地味な修行をして、
他業界の広告メッセージアイデアを盗みたいですか？

興味がある！という奇特なあなたのために、
私なりの方法を少しだけお伝えしますね。

超ざっくりな中吊り広告の構成要素

中吊り広告をざっくりと分解すると、
以下のような要素で成り立っています。

・大見出し（ヘッドライン）
・大見出しの補足文章（サブヘッドライン）
・本文（ボディコピー）
・ビジュアル（写真やデザイン）
・行動の要請枠（電話をかけるのか、検索するのかなど）
・行動を促進させる情報（締め切りや特典など）

この要素は本当にざっくりです。
さらに、この通りに作られていない中吊り広告も多いです。

が、私はこれらの要素に分解して見ていきます。
そうすると、アイデアがいっぱい隠れているのです。

「大見出しのアイデアだけ使えそう！」という時もあれば、
「この行動促進のアイデアはしびれる〜！」という時もあります。

それらを自分のビジネスに当てはめたりするだけです。

広告には「型」がある

ここでご存じない方のためにお伝えすると、
広告にも「売る広告の型」というものがあります。

ググったり、本屋さんに行けば、
それらはすぐに見つかるでしょう。

実に様々な型・様式があります。

もし、あなたが広告を自作したいなら、
そうした「型」の中から、本当に成果の出るものを見つけ出し、
当てはめて作るのが一番効率が良いです。

しかし、あくまでそれは「型」なので、
順序でしかありません。


そこに当てはめる「アイデア」は、
世界中に溢れている広告の中から盗むのです。

なぜ、その見出しなのか。
なぜ、その写真なのか。
なぜ、その行動要請なのか。

一つ一つ冷静に見て、
後ろに隠れている文脈を予測し、
仮説を立てて盗んでいく。

そうした習慣が、
社長のあなたの時給を引き上げる手助けをしてくれます。

間違っても、
アイデアをゼロから生み出そうなんてやめてください！

私も昔、やったことがありますが時間の無駄ですし、
見事に反応が取れないダメな広告が出来上がります。



追伸
あ、同業他社の広告アイデアを盗むのはだめですよ。
最悪の場合、訴えられる可能性がありますから。


追伸2
広告を自作しても反応がない？
というか広告作るの面倒くさい？
それならプロに相談してみてはいかがですか？

→ルーコのスポットコンサルティングがお勧めです