愛知県豊田市の集客コンサルタント、ルーコ鈴木が「地域一番店戦略」を公開!マーケティング・ブランディング・広告宣伝のアイデアや、売上アップ・利益アップのノウハウをお伝えします。

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業種・ターゲット・広告媒体が同じでも、成果が出る会社と出ない会社がある

2019年03月25日 08:00  カテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント

業種・ターゲット・広告媒体が同じでも、成果が出る会社と出ない会社がある

広告宣伝媒体の選択のヒント

先週の金曜日、
弊社の豊田オフィスにて。

私「○○さんって以前は△×業でしたよね?」

N「あ、そうですよ。岡崎の△×業でした。」

私「そこはどうやって集客してたんですか?」

N「そうですね〜。ホームページと看板、あと・・・」

これは今年から入社した
新しい経理スタッフNと私との会話。

なぜ、こんな質問をしたのかと言うと、
Nさんは異業種から弊社に転職してきたからです。

なので、色々と私の知らないことを知っているわけです。


新しい知識・情報は、
コンサルタントにとっては「仕入れ」です。


集客や広告のコンサルをする以上、
異業種の会社がどんな集客をしているのかは、
知っておいて損は無いので、冒頭の質問に繋がるわけです。


効果の出た広告媒体と出なかった広告媒体


そんな質問をしていて、
今回はとても興味深い話が聞けました。


経理スタッフの前職の会社は主に、

・ホームページ
・看板
・紹介


で新規集客をしていたそうです。


それだけではありません。

「意外に集客に繋がった」という
ある広告媒体についてシェアしてくれました。

「それ見て来た!っていう人が結構いたんですよね〜。」


私はその広告媒体を知っていました。

というのも、3週間ほど前に、
同じような業界の社長さんが

「数年やったけど宣伝効果は全くなかった」

と言っていた広告媒体でした。

・・・この話の面白さがあなたにも伝わりますか?


2社のおかれている状況


まず、この2社について、
もう少し前提条件を共有しておきましょう。

この2社は同じ分野の問題を解決する
同業に近い業種同士でターゲットも同じです。

簡単にいえば競合同士です。
どちらも主要駅の近くに事務所を構えています。

そして両社とも、
同じ広告媒体に自社の宣伝広告を載せています。

唯一違うのは商圏です。

1社は岡崎市で、もう1社は豊田市。
そしてこの2社の業種は「地元密着型のビジネス」です。

なので顧客は基本的に地元の人達なわけです。

隣り合う市にも関わらず、
なぜ同じ広告媒体で一方は反応が取れ、
もう一方は反応がなかったのでしょうか。


広告宣伝の3つのM


私はこれを聞かずにはいられませんでした。

「どんなことを載せていたのですか?」

実は、3週間前に「反応が取れなかった」という社長にも
同じ質問をしました。

というのも私が広告の見直しをする時、
「3つのM」から検証をするからです。


3つのMというのは、

・Media(メディア)
・Market(マーケット)
・Message(メッセージ)

です。

どんなことを載せていたのか、
というのはメッセージになります。

メディアは同じ広告媒体。

マーケットは地域が異なりますが、ターゲット層は同じ。

立地条件も同じ「駅前」であれば、
メッセージで差が出たのでは?と思ったのです。


メディアが悪いと疑う前に


両者の回答を照らし合わせると案の定、
メッセージで広告の反応に差が出ているように思いました。

まァ、どちらもクライアントではないですし、
検証ができないので、細かい内容をお伝えはできませんが・・・

1つシェアできることは、

反応の取れた会社は、
社長さん自身が他社とは違うメッセージを載せようと、
真剣に考えて作ったコピーが書かれていたそうです。

その裏側には、
どんな情報を見込み客が知りたがっているのか、
そして、どんな情報を載せれば注目してくれるのか、
という広告宣伝の基本の考え方が反映されているように思いました。


あなたもこんな経験はありませんか?

広告を出してみたけど反応なかった。

その後の行動を思い出してください。

一度きりで終えていませんか?
改善せずに出し続けていませんか?
改善を「なんとなく」行っていませんか?


マーケティングはテストの繰り返し


・広告媒体(メディア)が悪い。
・うちのビジネスには向いていない。
・こんなもの見ている人はいないに違いない。


・・・もしかしたら、
早々に判断を下すのは早いのかもしれません。

マーケティングはテストの繰り返しです。

同業者や知り合いの経営者が
「あの広告媒体はダメだ」と言っていても、
それは本当にそうなのか?とまず疑ってみましょう。

そうしたときは「3つのMの視点」で質問してみましょう。
そしてテストを何回繰り返したのかも聞いてみましょう。

PDCAを繰り返した上での「反応がない」なら、
信じてみてもいいかもしれませんが・・・

それを鵜呑みにして

「広告媒体(メディア)が悪い」

と言ってしまうのは、
チャンスを自分で潰してしまうことになります。


そして最後に。

ぜひ、異業種の人に集客をどうしているのか、
聞く癖をつけてみてください。

ブレイクスルーに出会えるかもしれませんよ。
私は癖というより、趣味になっています(笑)


追伸
今日のブログ記事を補足する3つの記事を紹介します。

→売れる広告の「秘密」をあなただけに教えます

→WEB集客で成功する社長、失敗する社長

→広告宣伝や売り込みに大切な「注目の技術」


追伸2
以前、私は

Facebookで新規客は獲得できない

という記事を書きましたが、
これはFacebookが使えない、という話ではありません。

目的や用途によっては、
強力な集客ツールになると書いています。

つまり、どのメディアも「集客に使える」のです。
ただ向き・不向きはありますよ、という話です。



この記事を書いている人

豊田市の集客コンサルタント ルーコ鈴木悠生ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ


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