2019年07月25日 08:00 カテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント
これはひどい・・・ある会社から届いたアレ

先日のこと。
自宅のポストに、
ある会社からのダイレクトメールが
投函されていました。
それは市内の小売店からのもの。
なぜ、これが自宅に届いたかというと、
以前利用した時に、お店独自のカードを作ったからです。
そのカードを支払い時に提示すると
ポイントが溜まるらしく、特に抵抗なく
会員情報の登録用紙に名前や住所を記入しました。
普段使いはそこまでしないお店ですが、
こうしてダイレクトメールを送られてくると、
思い出すきっかけになりますね。
ダイレクトメールの行方
で、ここからが本題です。
私はそのダイレクトメールを、
いまだ開封せずに机に置いています。
あなたも経験が無いでしょうか?
送られてきたダイレクトメールを、
特に開封せずにそのまま放置すること。
さらには、
ポストから出してすぐに
開封せずにゴミ箱へ投函(笑)すること。
送り主側としては、
それはどうしても避けたい未来ですよね。
でもそれだけではないはず。
きちんと開封され、中身をチェックし、
場合によっては購買行動や来店行動の促進に
ちゃんと繋がるダイレクトメールがあります。
開封されずに捨てられるダイレクトメールと、
開封され、企業側の目的達成に繋がるダイレクトメール。
その差はどこにあるのでしょうか?
開封されるものと捨てられるものの違い
ダイレクトメールで、
購買行動や来店行動に繋がるかどうかは、
様々な要因があります。
とはいえ、、、
開封されるものと、
捨てられてしまうものの違いは、
割と簡単に説明ができます。
その違いは「たった一つ」です。
それは・・・
開けたくなる「仕掛け」が
封筒の外側や内側に施されていること。
これだけです。
ダイレクトメールの最初の関門
もちろん、
送り主の企業・店舗側と、
届け先のお客さん側との関係性も
開封率には多少、関わってくるかもしれません。
さらには、
ダイレクトメールが届いた日の、
他の郵便物との兼ね合いも関係するかもしれません。
また、
その日が大雨だったかどうかや、
届け先のお客さんが多忙だったかどうかなどの、
予測不可能な事態すらも、開封率に関係するかもしれません。
でも・・・
「開封される」という
最初の関門を突破するには、少なくとも
「今すぐ開けないと!(または開けたい!)」
という感情を呼び起こす
仕掛けが無ければ、達成することはありません。
冒頭の封筒には何もない・・・
今回送られてきたダイレクトメール。
実際、どのような仕掛けがあるのでしょうか?
封筒の宛名面には
キャンペーンの日にちと、お得チラシが同封されていることが
文字で簡単に添えられていました。
他にも、お得に販売する商品の
メーカー名などは書いてありますが、
特に心躍るような文言ではなく、端的に言えばメーカーの羅列です。
あとは大きな社名とイラスト、
そして会社の住所などが記載されています。
驚くべきことに、
裏面に至っては白紙です・・・。
私的にはこの「裏面が白紙」という事実が
今回の最大の「過ち」であり「ひどい」ポイントとして挙げます。
私はこれを見て、
今すぐ開けたい、開けなきゃという気持ちには
到底なりませんでした。
でも、こういう仕掛けが全くない
ゴミ箱行きダイレクトメールは多いです。
ゴミ箱行きを防ごう!
もし、あなたがこれから、
ダイレクトメールを使用して
・集客活動
・販促活動
・既存客の囲い込み
をしたいのなら、、、
ゴミ箱行きを防ぐための、
「ダイレクトメール開封戦略」に、
真剣に取り組むことをお勧めします。
私の勤めるルーコでも、
ダイレクトメールを利用したプロモーションを
クライアント案件や自社の宣伝でも実施してきました。
その際にも、
「今すぐ開けないと!(または開けたい!)」
と思えるメッセージや仕掛けを、
封筒の外部・内部に施して開封率を上げる
ご提案に力を入れています。
開封→読む→行動させる
ここで大切なポイントをお伝えします。
今回のブログの内容は、
実はWEB集客にもつながってきます。
というのも、ダイレクトメールだけでなく、
メルマガやLINE@、ブログでも言えますが、
何より重要なのは最初の「開封」です。
開封無くして読むことはありませんし、
開封無くして行動喚起もありません。
まずは「開かせる」こと。
ぜひ、あなたの自宅に届く、
投函物を研究してみてください。
開封率を上げるヒントや、
アイデアに出会えるかもしれません。
でも、注意してください。
私の経験上、ほとんどのダイレクトメールは、
参考に値しない「ゴミ箱行き」のものばかりです。
強いて言えば、
クレジットカードの明細や、
何かしらの督促状くらいでしょうか(笑)
参考にする際は、そのあたり、十分注意してくださいね。
追伸
通販系やダイレクトメールで、
顧客獲得を続けている業界のものは参考になります。
「興味が無くても開けてしまう」
そんな仕掛けが施されています。
無料会員登録などをしてみると、
ポストがいっぱいにはなりますが、
マーケティング研究にはなりますよ。
追伸2
ちなみにですが・・・
冒頭で紹介したダイレクトメールを
妻に渡して開けていいよと促しましたが、
無言で開封されずに机に置かれました。
促されても開けたくない。
これが「ゴミ箱行きダイレクトメール」のポテンシャルです。
もちろん、マイナスの方ですが(笑)
この記事を書いている人
ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ)
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愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ)
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