皆さんは「鬼滅の刃」という
漫画・アニメは知っていますか？
今、めちゃくちゃ売れてるそうです。

週刊少年ジャンプに掲載され、
昨年のコミックス年間累計売上は
あのONE PIECEを超えて1位を獲得！

11年間不動だった売上ランキングを
塗り替えた作品と聞けば、そりゃすごい！


この作品は、

「人を喰い殺すことによって鬼となる」
「そんな鬼を討つべく結成された鬼殺隊」

この双方の戦いが描かれています。


そして主人公の少年が持つ
いくつかの特殊能力（？）に、

「隙（すき）の糸」

というのがあるんですね。


この「隙の糸」は、
対峙する鬼と自分との間に
「糸」が見える描写が描かれます。

その糸の軌跡をたどるように
刀を振り下ろすと、なんと鬼に高確率で
クリティカルヒットを出せるんです。

「ココを突けば他よりも勝率が高いぜ！」

という勝ち筋が見える感覚。
これが作品の主人公が持つ能力の一つなんです。

「いくら貰えば集客を手伝う？」

で、いきなり話が変わりますが、
昨日、こんな質問を受けたんです。

「鈴木さん、いくら貰えばここの集客手伝います？」

ある団体活動の集客に関して、
仕事として受けたらいくらならやるのかという質問。
コレに私は即答できなかったんですね。

今思えば、適当に

「なら着手金に100万円ください！」

とか適当に言えば良かったかな、
とも思ったんですが・・・（笑）


何だか引っかかったので、
即答できなかった理由を考えてました。
で、答えられなかった理由が分かりました！

集客成果を出すための近道（ルート）

その理由というのは、、、

「成果が出る勝ち筋が見えてこなかった」

・・・これだな、と。


私は集客相談がある時はいつも、
成果を出すための「近道」を考えます。
近道と言っても、ルートは様々考えられます。

時間はかかるけれどお金をかけないルートや、
お金をかければ時間を節約できるルート・・・。

そのルートのことを
私は「勝ち筋」と呼んでいます。

とはいえ、
相談案件によっては

「勝ち筋が見えてこない」

こともあります。

勝ち筋が見えない要因

その原因としては、

・単純に私の力不足
・提示された予算内では実現不可能
・既存の広告宣伝の改善すべきポイントが見つからない

といったことが挙げられます。

鬼と対峙したにも関わらず、
一向に「隙の糸」が見えてこない。
ここを突けば勝てる！という軌跡が見えてこない。


勝つためのルートが見えなければ、
右往左往するだけで無駄に時間やお金を浪費します。
それだけでなく成果に対して遠回りしてしまいます。


「いくら貰えば集客手伝う？」と聞かれても、
勝ち筋が見えなければ冗談でも答えられないんだな・・・と、
私は自分の頭の固さにやや、苦笑いです（笑）

で、これを読んでいる
あなたはどうでしょうか？
ちゃんと見えてますか？？？

勝つための近道には「勝つための戦略」を！

集客効果を期待したマーケティング施策、、、
たとえば広告宣伝や販促キャンペーンをする時、

「勝ち筋」

はちゃんと、見えているでしょうか？

もし、運や勘任せといった
視覚化・言語化できない状態だと、
それは成果を約束しづらいものになります。

もちろん「行き当たりばったり戦略」でも、
たまにヒットを打つことが出来るかもしれません。

が、勝ちを狙いに行くなら、
「勝つための戦略」が必要であり、
「ゴールへの明確なルート」が見えないと右往左往します。


小さな会社の集客・販促戦略においては、
出来る限り「勝ち筋が見える戦略」が必要です。

あなたの施策に戦略はありますか？
そしてその戦略には「勝ち筋」が見えていますか？


追伸
今回の質問で私はなぜ、
勝ち筋が見つからなかったのか。

シンプルに言えば、
コストが掛かりすぎる、と思ったんです。
それは費用的なものではありません。

クライアントに「行動してもらうためのコスト」です。

私はあくまで、
集客活動の手を実際に動かすのは、
クライアント自身だと考えています。

しかし、丸投げ状態のクライアントだと、
出せる成果の半分以下もお約束できません。

社長の仕事はマーケティング。
クライアント自身が自社の集客に本気で、
しかも行動することが約束いただけなければ、

「勝ち筋」

はとっても薄くなります。
この答えにたどり着いた時、
個人的にはかなり腑に落ちました（笑）


追伸2
今日の午後は
売れるメッセージ作り実践勉強会です。

ご参加される方、
よろしくお願いします。