愛知県豊田市の集客コンサルタント、ルーコ鈴木が「地域一番店戦略」を公開!マーケティング・ブランディング・広告宣伝のアイデアや、売上アップ・利益アップのノウハウをお伝えします。

2020年03月17日 08:00  カテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:リピート率UPのヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント

小さな会社が今、するべきマーケティング

小さな会社が今、するべきマーケティング

「リーマンショックの頃は本当に痛い目にあった」

これは先日、私のクライアントが
会話の中でポロッと出した言葉です。

景気の停滞・冷え込み、
経営破たん・倒産・求人枠の減少、、、

ニュース番組を見ていても
ネガティブな言葉ばかりが耳について
何だか気分が落ち込んできますね。

とはいえ、
それに同調したところで
何も変化は起きません。

私たちがやることはたった一つ。

お客様に商品を売って届けること。

そのために必要なことに注力するだけです。


こちらのセールストークを聞いてもらうには?


「痛い目にあった」

と話していた社長さんは、
来店型ビジネスをされていました。

客数が徐々に減少しはじめ、
歯止めが利かなくなったと話してくれました。


私たちはどんな商売であれ、
お客様に商品を売って届けるためには、
セールストークを聞いてもらう必要があります。

とはいえ、
客足が遠のいてしまっては、
それすら困難になります。

では何をするべきか?
その答えが「マーケティング」です。


2020年、小さな会社がするべきマーケティングとは?


マーケティングと一言で言っても、
その中身は多岐にわたります。

とはいえ、
まずはここさえ押さえておけば
多くの場合、外しはしません。

私たちのような小さな会社が、
今注力するべきマーケティングは、
ズバリ「広告宣伝」です。


新規集客も囲い込みも
どちらにしても「広告」を出すか、
「宣伝」によって引き起こされます。

情報発信という言葉もありますが、
イメージしやすいのは「広告宣伝」です。

チラシだって看板だって
ホームページだって動画配信だって
「広告宣伝」の手段の一つです。


あれは、リーマンショック直後のこと・・・


少し面白い昔話があります。
私が以前、フリーターだったことは
何度かこのブログでも紹介しました。

ちょうどその頃は
リーマンショックの直後です。

私が当時、オープニングスタッフとして
バイトをしていたお店は開店から一年後、
閉店することになります。

その時のことは
こちらのブログ記事をご覧ください。

参考記事:店をつぶしたのは誰だ!?


客数に伸び悩んでいた店長が、
ある時、アルバイトスタッフにこう言いました。

「やっぱりホームページいるかな?誰か作れない?」

結局のところは、
誰もホームページを作ろうとは答えず、
チラシを店長がポスティングして集客していました。


やってはいけない広告宣伝とは?


このエピソードの何が面白いのか。

それは、ポスティングしていたチラシです。
実はコレ、大量に余っていた開店の告知チラシです。
既にオープンして9ヶ月ほど経っていました。

それなのに

「○○町に新たにオープン!」

みたいなことがデカデカと書かれていました。
しかも日付も大きく載っていました。


結果はどうだったのか?
もちろん目立った収穫はありません。
だから数ヶ月後、閉店してしまいました。


でも何故、チラシを配ったのに
成果が出なかったのでしょうか?
その理由は・・・?


閉店に追い込んだ悪い広告宣伝の例


今思うと、
チラシで広告宣伝しても
成果が出なかった理由は、

「つまらなかったから」

ではないか、と推測できます。


もちろん正解は分かりませんが、
普通に考えてオープンして9ヶ月経ってるのに
未だに「新規オープン!」というメッセージは

「読み手の興味をそそるか?」

という問いにはYESと言えません。


経費削減だとか、エコだからとか、
色々と理由はあったと思いますが・・・。

広告宣伝で反応が取れない理由の一つに
「その広告がつまらないから」というのは
昔から世界中の広告業界で使われている言葉です。


では何が
「面白い広告宣伝」なのか、
あなたは分かりますか?


次回のブログでは
これについて掘り下げてみましょう。
あなたの広告宣伝のヒントになれば幸いです。


追伸
あ、先に言っておきますが、
「笑える広告宣伝」というのは間違いです。

それは消費者からすれば
「面白い」ものではありません。

テレビCMとかは、
笑えるものが話題になりがちですが、
私たちのような小さな会社が目指すのは

笑えるものではなく売上に繋がる広告宣伝

なわけなので、
笑える広告宣伝を作っても意味がないです。


追伸2
最近、尊敬する社長さんから、
「ひどい広告宣伝」を見せてもらいました。

本当にひどいものでした。
一通り目を通した後、苦笑いするレベルです。

でもそれに
ウン十万円~ウン百万円払って
広告宣伝する会社がいる、という話を聞きました。

にわかには
信じられませんが事実のようです。
広告会社の言いなりと言っても過言ではありません。


考えることを止めてしまった経営者


が、こうした無意味な広告宣伝に
多額のお金を投じてしまうんだろうな・・・
と怖くなりました。

あなたは考えることを
絶対に止めないでくださいね。



この記事を書いている人

豊田市の集客コンサルタント ルーコ鈴木悠生ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ


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Posted by ルーコ鈴木悠生 │コメント(2)
この記事へのコメント
鈴木さん、ブログありがとうございます。
9ヶ月前のチラシをポスティングというのは驚きました。
経費も削りすぎてもダメだなと感じます。
面白い広告楽しみにしています。
Posted by 岡田農園 岡田直是 at 2020年03月17日 20:52
岡田さん、ありがとうございます。

9ヶ月前のチラシを配るというのは
驚きかもしれませんが、普通にありえますよ。

大量に刷ってしまって
余ってるから使うというのはアリガチです。

でもそれがいけない、というわけではないです。
重要なのは、「読み手にとって価値ある提案(訴求)か」ということ。

9ヶ月前のチラシでも、
そのお店のメニューがデカデカと載っていたり、
チラシ持ってきたら特典がついてる、ということならアリです。

でもこの時のチラシは
オープンがデカデカと載っていただけ。
それだと「またオープンチラシ入ってるやんけ」と読み手は思っちゃいますね。
Posted by ルーコ鈴木悠生ルーコ鈴木悠生 at 2020年03月18日 12:07
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    コメント(2)