「○○さんに知り合いを紹介するよ！」

こんな風にお客さんから
新しいお客さんを紹介してもらう。
いや～嬉しいですね。

実際に「紹介」というのは、
最強のマーケティングとも言われてます。


巷では、

「クチコミ集客」

とも言われたりしています。


でもクチコミ集客だけに頼っていると、
頭打ちするタイミングがやってきます。

お客さんからの紹介という
最強のマーケティングは万能ではないのです。

それは何故でしょうか？

紹介やクチコミはコントロールできない

既存のお客さんが
紹介してくれる新しい見込み客。

この2者は割と

「似たような人」

であることが多いのです。


例えば・・・

住んでいる地域が近所だったり、
似たようなライフスタイルを好んでいたり、
年齢や性別や環境なども似ています。

紹介やクチコミで集客していると、
自然と「共通点が多い人たち」が集まるわけです。
それはこちらが意図していなくても。

その結果、
どこかのタイミングで
パタリと「止まる」瞬間が来ます。

あなたが集客をコントロールしたくても、
まったく出来ないのが紹介やクチコミ集客なのです。

近しい人が集まると一斉行動になりやすい

なぜ紹介やクチコミ集客には
「止まる」瞬間が来るのでしょうか？

つまり、こういうことです。

似たような感覚や価値観を持つ
共通点の多い人たちを冷静に観察してみてください。
すると、行動が似ていることが分かります。

例えばある特定の地域の人は、
お祭りの時期になるとソワソワし始めたり・・・

ある特定のブランドを好む人は
毎年開催される新作発表会の前後で
テンションがあからさまに上がっていたリ・・・

ある特定の生活習慣を持つ人は
同じ有名人を日ごろからチェックしているため、
彼らの一挙手一投足で購入する商品が変わる・・・


そして大きな出来事が起きると、
購買行動に関しても止まってしまうことがあります。
いわゆる「一斉の買い控え」です。

私の父がリーマンショックで閉業した理由

私の父も自営業者でした。
指圧整体師として個人の治療院を開業していました。

主にクチコミや紹介で
患者さんを集めていていました。

しかしリーマンショックの時、
患者さんの足がパタリと止みました。

いつも来てくれた患者さんが
予約を入れてこなくなりました。

数年間通ってくれた
部活動に勤しむ学生さんも
次回予約の頻度が先延ばしになりました。

この時の父の言葉が忘れられません。

「少し腰が痛いくらいなら、湿布で我慢しちゃうんだな・・・」

リーマンショックのしばらく後、
私の父は自分の治療院を閉めました。
患者さんが戻らなかったのです。

結論：一つの集客方法に頼らない

紹介やクチコミは最強のマーケティングです。
とはいえ、それだけに頼り切るのは危険です。

特に「不景気」や「災害」などの
非常事態の時に大きく変化します。

もちろん、そうした時期に
大きく業績を伸ばすビジネスもあります。

逆にそうしたビジネスは
平時になると「ストップ」しがち。
特にクチコミで伸びると反動が大きいです。


ですからもしあなたが
これまで紹介やクチコミだけで
ビジネスを継続してきているなら・・・。

そろそろ別の集客についても
導入を考えていかないと苦しくなります。
特に「自社でコントロール可能な集客」です。

早めに取り組まなければ、
最悪の場合、閉業することになりますよ。


追伸
とりあえず
カンタンに出来るのは
ブログやSNSを使用した

「ネットによる情報発信」

になるでしょう。

既に取り組んでいる方は
ご存知の通り、継続出来れば成果は
比較的出しやすい集客方法です。


追伸2
でももっと早く成果を出し、
売上や利益を上げる方法もあります。

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