営業力のある社長さんとお会いすると、
たいていこんなことを言われます。

「話さえできれば、9割のお客さんは買ってくれる」

実際にこれまでの実績を伺うと、
商談に持ち込むことができさえすれば
ほとんどの見込み客は買ってくれるんだそうです。

でもそういう社長さんに限って、
ネット集客に苦戦していたりします。

それはこれまでと違う

「見込み客市場」

で戦っていることに
社長さん自身が気付いていないからです。

信用の下駄を履いた人、履いてない人

ネット集客で狙うのは、
広告宣伝をしている会社を全く知らない、
どこにあるのかも「完全に知らない人たち」です。

一方でこれまでの商売では、
紹介が多かったり、地域の繋がりがあったりと
信用の下駄を履かされた状態で来る人もいました。

ネット集客ではそうした

「信用の下駄」

はまったくない状態で望みます。

となると、
ネット集客で狙う人たちは、
これまでのお客さん達と前提条件が異なります。

同じ「見込み客」と呼ばれる人であっても、
アピールするセールスメッセージが
全く同じではうまくいくわけありません。

ネットでセールスすると集客は失敗する

それだけではありません。
営業力のある社長さんがネット集客で
苦戦してしまう理由はもう一つあります。

多くのケースで、
ネット上で「セールス」をするため、
成果が出ずに困っていることが多いです。


ネット集客はあくまで「集客」です。
社長さんの目の前に見込み客を連れてくるために
実施する企業活動が「ネット集客」です。

なのであくまでセールスは
集客の後にするべきことなのです。

つまりここでは、

社長さんの「営業力の高さ」は
ほとんど意味がない戦場です。

ここを混同している社長さんの場合は、
ネット集客で苦戦し続けることになります。

ネット集客コンサルが最初に提案すること

私がネット集客のコンサルティングで
最初に提案しているのが

・集客
・セールス

を分けて考えたそれぞれの戦略を設計することです。

そしてそれぞれのタイミングで
見込み客に伝える適したメッセージを作る。



恋愛をイメージしてください。

たくさんの異性がいる会場で、
目の前の席に座ってもらうためのメッセージと、
その後、カップルになるためのメッセージは違いますよね。


集客のフェーズでは「何」を伝えて、
セールスのフェーズでは「何」を伝えるのか。

セールスは対面での商談や、
オンライン商談だったりするので、
これまでの「営業力」でどうにでもなることもあります。

問題は「集客フェーズ」ですね。
どうやったら目の前の席に座ってもらえるのか。

ネット集客に苦戦している社長さんは
この部分を真剣に考えてもらいたいですね。


追伸
ここ数週間、なぜだか非常に忙しいです。

コンサルティングはもちろん、新しい集客案件、
市場リサーチやライティングもたくさん。。。

本当にありがたいことです。


追伸2
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