これは昨日のことです。

私は、石油ストーブの燃料を買いに、
近所のガソリンスタンドに出かけました。

そこで、
興味深い光景が見られたので、
あなたにもシェアしたいな、と。

年の瀬ならではの光景でしたし、
きっと、集客や単価アップのヒントになると思います。

敷地内の渋滞・・・その理由とは？

私がガソリンスタンドに入ろうとすると、
敷地内に10台ほどの車が並んでいました。

「うぁ〜混んでるな〜」

まァ、こういう光景は割とよく見ます。

ガソリンが値上がりする前とか、
地域内でも安めのガソリンスタンドが混雑したり、
連休前の長距離ドライブ前の給油で並んでいたり・・・。

しかし、その日はいつもと
少しだけ違いました。


確かに車がたくさん並んでおり、
スタンド手前の道路も少しだけ渋滞していました。

ただその日は、
渋滞の先が給油スペースではなかったのです。


その10台ほどの車が待つ先は、
給油スペースではなく「洗車機」だったのです。

年末の大掃除で車を洗おう

あ、なるほど！
新年を美しい車で迎えようと。
だから洗車機に並んでるのか！


私は納得して、
灯油をタンクに入れながら
せわしなく稼働する洗車機を眺めていました。


そして、あることに気づきました。

洗車待ちの車には、失礼ながら、
とても汚れている車も並んでいました。

この光景を見る限り、
普段、洗車をしない人でも、
年末には洗車をしようと行動するようです。


つまり・・・。

「年末の洗車」には、
普段、洗車をしない人を動かすパワーがあるのです。


ということは、洗車サービスは、
この「年の瀬の集客」に活用できるな・・・
と、思いました。


車全体の洗浄が厳しければ、
ホイールの手洗いでもいいかもしれません。


少なくとも、その洗車中は、
お客さんはその場で「待つ」必要があるので、
その間にセールスも可能です。


この大掃除シーズン特有の「行動心理」を活かして、
あなたも集客に活用できるかもしれません。

年の瀬の洗車は客単価が上がる

そして、もう一つ、
眺めていて気づいたことがあります。

それは、車1台につき、
洗車機がやたら長く稼働していること。


コレは完全にアレですね。
念入りに洗車するコースを選んでいますよ、皆さん。

えぇ、ここのスタンドの洗車機の
ヘヴィユーザーの私には分かります。


普段は選択しないオプションとかも選んで、
おそらく洗車代がいつもより高くなっていますよコレ。


ではなぜ、
皆さん念入りに洗車するのでしょうか。

きっとそれは年末だから。
大掃除の一貫だからでしょうね。


でもよくよく考えると、
別に今日じゃなくてもいいわけです。
新年と言っても、何か変わるわけではないですし。

それにもかかわらず、
皆さんいつもより高いお金を払って、
2018年最後の洗車を「洗車機」で行うのです。


・・・ほら、
あなたのビジネスでも応用できませんか？

そう、この「最後の○○」というフレーズ。


見込み客に「区切り」を意識させることで、
あなたも応用できるはずです。


集客にも客単価アップにも使えるこのヒント。
ぜひ、来年の広告宣伝に応用してみてください。

年明けなら「今年最初の○○」ですかね。
その次は・・・「平成最後の○○」・・・。

なんだか楽しくなってきましたね（笑）


では、よいお年を。



追伸
今日のブログと合わせて、
読んでいただきたい記事がコレです。

→心理学も、催眠術も、メンタリズムも不要！！


追伸2
今年最後の○○という話で、
先日、うちのルーコのスタッフが

「今年のラーメン納めをどこにするか迷いました」

と言っていたのを思い出しました。


なるほど！
「○○納め」というアイデアもいいですよね。

ちなみに、私の今年のラーメン納めは、
おいしい家系ラーメンでした。

「やわめ・ふつう・少なめ」が私の好きな頼み方です。