恋愛心理学というのがあります。

恋愛を心理学の視点で
解き明かしていくジャンルです。

本屋さんに行けば
その手の類の書籍は多くあって
結構面白いですよね。

そんな恋愛心理学。

実は集客活動（マーケティング）を
分かりやすく理解するのにうってつけなんです。


例えば今日は、
ネット集客における

「来店・問い合わせのハードルを下げる方法」

を恋愛心理学で
考えていこうと思います。

人は似たもの同士を好きになる

あなたも今までに
こんなことを考えたことが
ないでしょうか？

「あの夫婦、顔が似てるなぁ」

夫婦の顔が似てくるというのが
本当にあるのかは知りませんが、
恋愛心理学の書籍でよく語られるもので

「マッチング仮説」

と言うものがあります。


これは、恋人を選ぶ時、
自分に似た見た目の人を選ぶ
傾向がある・・・というものです。

「仮説」と付いてるので
必ずしも同じような見た目の人を
選ぶわけではないようです。

ただ自分と相手を見比べた時、
外見的特徴で「釣り合うかどうか」を
パートナー選びの際に意識する傾向がある。

これは実際にあるようです。

類似性の法則という心理効果

似たようなもので
「類似性の法則」があります。

これは自分と相手の外見や性格が似ていたり、
共通点が多いことが分かると自然と親近感を抱き、
好感を持ちやすいという心理効果の一種です。


同じ趣味があるとか、
同じ出身地だったりすると
打ち解けやすい、というのは経験ありますよね？

これら二つの心理効果を
ネット集客の場面で使うことで、

見込み客の来店・問い合わせのハードル

を、比較的カンタンに下げられます。

はじめまして→知り合いに昇格する

基本的に私たちが
ネット上で見込み客と出会う時、

「はじめまして」

の状態でスタートします。


しかも、、、

見込み客は最初、あなたのことには
一切興味がありません。（悲しいけれど事実です）

彼らは商品やサービスに興味があったり、
もしくは今、困っていることを解決したくて
あなたのホームページやSNSメディアに来ます。

そして調べ物をしている時、
普通は知りたいことが分かれば
画面を閉じようとするのが通常の行動です。


でも・・・

見込み客があなたとの
共通点を何かしらの見いだせば、
画面を閉じようとする手を止められるかもしれません。

知らない人より知っている人から買いたい

お客さん達は知らない人よりも
知っている人から買おうとします。

これはおそらく
ほとんどのビジネスで
共通するポイントですよね。


そんな時に先ほどお伝えした
「マッチング仮説」や「類似性の法則」が
地味に効いてくるわけです。


会社選びやお店選びの際も同じです。


お客さんは
既に知っている会社、人を
選びやすい傾向があります。

さらにそれが
自分と似た人だったら
選ぶ確率がグッと上がります。


あなたは日頃、
ネットで商品やサービスの紹介ばかり
発信していたりしないでしょうか？

ぜひ、お客さんに
共通点を見つけてもらえるように
日頃から「あなた」について発信しましょう。


追伸
もちろんそれだけで
来店・問い合わせに直結するとは言えませんが、
比較的カンタンに確率を上げる方法ではあります。

恋愛心理学の本には
他にもいろいろと集客に使える
様々な心理効果が紹介されています。

時間があれば一度
読んでみることをオススメしますよ。


追伸2
あとこのブログ記事も読んでおいてください。
今日の内容を補足するブログ記事です。
↓↓↓

参考記事：秘密主義者のための自己開示法：共通点でファンを増やす方法