2018年11月15日 08:00 カテゴリ:ブランディングのヒントカテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:客単価UPのヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント
なぜ、あなたから買わないといけないの?

イメージしてみてください。
あなたの目の前には
一人の「見込み客」がいます。
そんな彼または彼女に、
あなたは自社の商品やサービスを買ってほしい、
もしくはお店に来てもらおうと思っています。
そんな時、目の前の相手から
こう質問されたら、あなたは何と答えますか?
「なぜ、あなたから買わないといけないの?」
商品の良さは分かった。
サービスの内容も理解した。
お店にも迷わず行ける。
けれども肝心なところが抜けている。
「なぜ、私はあなたから買う必要があるの?」
ネット社会では手に入らないものはない
現代はインターネットのおかげで、
全国、海外どこからでも欲しいものが手に入ります。
国内流通している海外の商品を、
直接海外の通販サイトから「安く」購入もできます。
グーグルやヤフーで商品名を検索すれば、
同じ商品または類似品の最安値が表示され、
地域名とサービス名を検索すれば、競合他店が表示される。
そんな競争の中で、
あなたはどう戦っていきますか?
広告宣伝?
営業活動?
ブランディング?
今日、私があなたにお伝えするのは、
その全てに応用できる1つのアイデアです。
「手に入らないものはない」
そんな時代において、
ライバル企業に負けないために、
あなたは何を「見込み客に伝えていくのか」を、
ぜひ、このブログ記事を読んで考えてみてください。
買わない理由を排除していく
人は買い物が好きです。
嫌いな人はいません。
ただしお金は有限です。
だからこそ、比較し、検討し、迷います。
あなたは見込み客に対し、
「買うべき理由」は伝えていると思います。
しかし、それでも「買わない」選択をする人もいます。
その「買わない」選択をした人は、なぜその選択をしたのでしょうか??
おそらく、何かしらの理由があります。
その理由を1つ1つ明らかにし、排除していく必要が出てきます。
そうでなければ、
いつまでたっても成約率の向上は見込めません。
そしてその「理由」は千差万別でしょうが、
その中で多くの人が選択する「理由」を見極め、
優先度を上げて排除する取り組みを実施しましょう。
買わない理由を排除するとサービスになる
あなたの見込み客が「買わない選択」をした理由。
それを排除するために、あなたはどうしたらいいでしょうか?
「だって○○なんでしょう?それなら結構です」
という言葉を聞いたあなたはすかさず、こう言います。
「大丈夫です。○○が困る、というあなたのために…」
そのまま、独自サービスを紹介すればいいだけです。
それは「支払い」に関する理由を排除するサービスかもしれません。
それは「購入後」に関する理由を排除するサービスかもしれません。
それは「価格」に…、それは「距離」に…、それは「所要時間」に…。
これらの理由を排除するサービスを作ることで
見込み客は断る理由がなくなります。
オプションにして有料サービスにしてもいいでしょう。
全てのサービスを包括したサービスパック付きとしてもいいでしょう。
「リスクは取り払いました!」とアピールするだけで、
あなたの見込み客の心は動くはずです。
しかし、そこまでしても、
最終的にこの質問をしてきたら、勝ち目はありません。
それが、
「OK。でもなぜあなたから買わないといけないの?」
「私から買う理由」が言えるとブランドになる
この質問を見込み客が納得できるレベルで回答できれば、
あなたは協力な「ブランド力」を持つことができます。
見込み客があなたから買うワケを、
あなたは間違えずに答えることができますか?
正直なところ、
この正しい答えを見つけるのは至難の業です。
既存客、とりわけ上得意客様に対して、
インタビューをしていけば、おそらく分かるでしょう。
しかしその「理由」も千差万別。
人によって違う可能性も当然あります。
ということは、数人に尋ねるだけでは足りません。
あなたにとっての優良顧客を上から順番に何十人も聞くことで
「あなたから買う理由」
「買いたくなる理由」
が、きっと見えてくるでしょう。
もし、あなたが
広告宣伝に取り組むなら、
営業活動に取り組むなら、
自社のブランディングに取り組むなら、
この「なぜ自分から買うべきなのか」を言えれば、
とても強力なセールスメッセージに使えます。
これは一人で考えるものではありません。
今すぐ、既存客さんにインタビューしてください。
見込み客から既存客に転換した人たちだけが、
その答えを知っています。
このアイデアをすぐに実践しましょう。
追伸
値下げ合戦で疲弊している会社の多くは、
この「あなたから買う理由」が「一番安かったから」になります。
そしてそういう会社ほど、
クレーム対応に追われ、労働時間も長く、
採用活動に困っていることが多いです。
もし「一番安いから選ばれている」なら・・・
改善していったほうがいいですよ。
追伸2
改善と言っても時間がかかると思います。
そんなあなたにもう一つのアイデアを。
→このブログ記事の最後の方を良く読んでください
この記事を書いている人
ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ)
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愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ)
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Posted by ルーコ鈴木悠生
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