2019年10月11日 08:00 カテゴリ:ブランディングのヒントカテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント
お客さんを選ぶと、働く時間が短くなって利益が上がる話

本日、取り上げるテーマは、
「お客さんを選ぶ」
という話についてです。
広告宣伝においても、
ブランディングにおいても、
お客さんを選ぶことは「戦略そのもの」です。
まさに「戦を略す」ことに直結します。
今日は少し抽象度の高い話になると思いますが、
興味のある方はお付き合いください。
夕方以降に読むと
おそらく眠くなります(笑)
脳が元気な午前中にご覧ください。
的は狙わないと弾数が増える
あなたはお祭りの屋台などで、
射的ゲームの経験がありますか?
輪ゴム銃で遊んだことは?ボーリングの経験は?
これらはすべて、
ターゲットとなる「的」があったり、
「的」があることで競技が成立するものです。
で、ちょっと
想像してもらいたいのですが・・・
射的や輪ゴム銃、ボーリングの
「的(ピン)」が沢山あるのに、
弾数が限られていたらあなたはどうしますか?
きっと多くの方が
狙いを定めると思うんです。
その狙いが
明確であればあるほど、
するべき行動も絞られますよね。
もし狙いを外したとしても、
「的」が明確であれば改善もしやすいはず。
不明瞭な「的」だったり、
アレもコレも狙うような場合だと、
無駄撃ち(数打ちゃ当たる)が増えます。
これはビジネスでも同じことが言えます。
私に任せて!全員救ってみせるわ!
私たちはついつい、
どんな人にも買ってもらいたい。
自ら商機を逃すような行動は避けたい。
だから多くの人にこの商品を知ってもらいたい!
という感覚になってしまいます。
これは狙いの「的」を大きく広げている、
という錯覚に陥りますが、むしろ逆です。
「的」が不明瞭になっていて、
無駄撃ちとも言える行動を引き起こします。
余計な行動も増えるので、労働時間が増えます。
ここで重要なのは、
あなたの商品やサービスを買う人は、
どんなに世界がひっくり返っても
「全員」
というのはまず、ありえません。
全人類を救うことはできないんです。
もちろん目標を高く持つのは良いですが・・・
私たちは労働時間、人、お金といった
限られたリソースの中で戦わなければいけません。
であれば、、、
あなたの商品やサービスによって、
「本当に救われるお客さん」
たった一人だけに
アプローチした方がいいと思いませんか?
理想のお客さんのために・・・
お客さんを選ぶという行為は、
的を絞り、明確にし、するべき行動を
シンプルにしてくれます。
つまり余計な
時間や労力をかけずに済む、
というワケですね。
「うちにとっての理想のお客さんは誰か」
を考えながら、、、
その人に一番「刺さる」言葉を考える。
その人が一番「喜んでくれる」商品・サービスを提供する。
その人が一番「好きになってくれる」会社・店舗・人になる。
こうすることで、
あなたはフォーカスするべき仕事に
集中することができます。
的を絞ると威力が増す
安心してください。
理想のお客さんが
たった一人に絞られたとしても、
あなたのビジネスの可能性は絞られません。
なぜなら的を絞ることで、
お客さんに共感が生まれ、感動に繋がり、
お客さんの紹介を受けるといった結果が起きるから。
そこからビジネスの成長が始まります。
まさに売上アップや利益のアップに繋がるわけです。
まるで狙いを定めた的を当てたら、
周りの景品やピンがバタバタっと倒れていく・・・
ボーリングのストライクのようなイメージです。
「威力が増す」という表現が
正しいかは分かりませんが、、、
少なくともブランドの価値は上がります。
ブランドメッセージの訴求力も上がります。
人を引きつける集客力もアップします。
まず最初の的に当てられなければ、
そうしたストライクな結果は得られません。
だからこそ、まず1つの「的」に絞るべきです。
何をしたらいいか分からない人へ
とはいえ、
今回の話は抽象度が高すぎます。
10年前の私に
今日のブログ記事を読ませても、
恐らく何をしたらいいか分からないと思います。
・お客さんを選ぶとか難しい!
・的を狙うって具体的にどうしたらいいの?
・ついつい大きい的を狙ってしまう。。。
という方は、
この5つの質問に答えてみてください。
1.同じ人が2人以上いたら、あなたにとって嬉しいお客さんは誰?
2.あなたと出会うことで一番「救われる人」はどんな人?
3.その人に一番「刺さる」言葉は何?
4.その人が一番「喜んでくれる」商品・サービスは何?
5.その人が一番「好きになってくれる」会社・店舗・人になるには?
この質問に答えるワークを
しばらく続けてみてください。
どこかのタイミングで、
「的」が絞られ、明確な行動のヒントや
広告アイデアが湧いてくるようになります。
追伸
別にターゲットを絞りまくれ!
という話ではありませんのでご注意を。
1つの広告(訴求)では、
1つのターゲットに絞ったほうが
結果が出やすい、反応が出やすいという話です。
ブランディングも同じ。
色々とアレコレするよりも、
的を絞ったほうが行動に一貫性が出ます。
そうするとブランドイメージの確立が早いですよ。
追伸2
ちなみにですが・・・
私にとっての理想のお客さんは、
地域一番店を目指している2代目社長です。
これは今回紹介した5つの質問を
しばらくの間、自分に投げかけて出てきた結果です。
個人的にはまだまだ絞り込めるはずと思ってますが、
以前よりも1時間あたりの労働の価値がかなり上がりました。
フォーカスするべき仕事に集中できるようになったんです。
結果、働く時間が短くても、
得られる売上や利益は確実に伸びています。
あなたはちゃんと
お客さんを意識して選んでますか?
そしてそのお客さんのための行動にムダはないですか?
この記事を書いている人
ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ)
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愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ)
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Posted by ルーコ鈴木悠生
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