2020年03月03日 08:00 カテゴリ:ブランディングのヒントカテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:リピート率UPのヒントカテゴリ:客単価UPのヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント
「人を動かす宣伝」に必要な、たった一つの質問

今の時間は
15時を回ったところ。
既に定期コンサルティングがスタートして、
1時間を過ぎたので、そろそろまとめに入りたい。
けれど、これを聞かないと、
最適な「プロモーションの方向性」が定まらない。
しかも回答によって、
クライアントの見込み客が
喜ぶものになるかどうかが決まる。
「社長。なぜ"それ"を今やるのか、理由を教えてください」
これに答えられない社長はマズイ・・・
これは実際に先日、
私がコンサルティングでお手伝いしている
社長さんに投げかけた質問になります。
「なぜその宣伝活動を今、行うのか」
実はコレ、
私にとっては「大事な質問」なんです。
私も広告・マーケティング業界に携わって
10年になるわけですが、個人的にこの質問に
答えられるかどうかで結果が大きく変わる経験を何度もしてきました。
特にビジネスがある程度大きくなり、
家族規模の経営から組織を成す規模になったら、
この理由の答えはとても大事になります。
つまり、スタッフさんを雇うようになったら
出来る限り考えたほうが良いってことです。
なぜなら・・・
理由を答えられないとクレームが増える。なぜ?
宣伝活動は
ある程度の規模までは、
経営者さん主導で進みます。
組織が大きくなれば、
宣伝担当者が中心に進みます。
そこで起きがちなのは、
他のスタッフが宣伝内容を理解せず、
場合によっては「知らない」まま進む。
その結果どうなるのか。
宣伝に反応してきてくれた
お客さんに対して、十分な対応が出来ず、
逆にクレームを増やしてしまうことになります。
だからこそ宣伝をする場合は、
その企画や趣旨などをスタッフ全員に
正しく理解し、オペレーションしてもらう
ような社内的な根回しが必要です。
では「宣伝を今やる理由」は、
それとどう関係するのでしょうか?
キーポイントは「3人」の人間
なぜ今、商品を宣伝するのか。
それは「人を動かす」ためです。
ここで言う「人」は全員で3名います。
一人目はスタッフです。
企業として、なぜ今
このタイミングでコストを掛けて
宣伝をするのかを理解し、適切に動いてもらうため。
二人目はお客さんです。
お客さんにとって納得のいく理由なら、
来店や購入に促しやすくなるだけでなく、
知り合いにもクチコミ宣伝してもらえる可能性が高まります。
そして三人目はメディアです。
例えば新聞記者や報道関係者です。
多くの人々にとって価値ある理由があれば、
自然と向こうから興味をもってくれます。
そして好意的なカタチで
無料で宣伝してくれる確率も高まります。
大義名分と言ってもいいかもしれませんが、
より多くの人を動かす宣伝にするためには、
こうした「なぜ今やるのか」という理由が欲しいのです。
無意識化で聞きたい「理由」
本音を言えば、
どんな企業だって売上を上げたいから。
顧客を増やして利益を伸ばしたいから宣伝します。
そんな事は誰だって分かっています。
でも聞きたいのです。
何故、今このタイミングで
あの企業は商品を宣伝するのか。
無意識では、誰もが聞きたいと思っているのです。
何故、私は今この商品を買うべきなのか。
その理由を教えてほしい・・・と思っているのです。
だから通販番組では、
取り上げる商品を提案する理由を
丁寧に語るケースが多いのです。
Amazonや楽天などのネットショップも、
様々なキャンペーンに「独自の名前」を付けて、
一年間に何度も購買を促す宣伝をしています。
クリスマスやバレンタイン、
ボーナス日といった特別な日を理由に
「贈り物」や「ご褒美」として高価な商品を買います。
どれもすべて「今、宣伝する理由」、
言い換えるなら「今、買うべき理由」を、
人々に受け取ってもらう努力をしています。
そして同調してもらい、
受け入れてもらう努力をしています。
あなたはどうでしょうか?
理由なき宣伝、キャンペーンをしていませんか。
逆に言えば何でも「理由」になります。
なぜ今、宣伝をするのかを
ぜひ次回のキャンペーンに添えてみてください。
相手に伝われば、色々と結果が変わってきますよ。
追伸
私たちは不思議です。
理由を聞くと安心するのです。
なぜ、この人は私に商品を提案するのか。
または私に特定の行動を促すのか。
相手は無意識に勘ぐっているのです。
それに答えることが出来れば、一気に距離が縮まります。
「理由を語る」
とっても大事です。
追伸2
本日3/3の夜18時から、
「社長のための集中タイム:オンライン」
の2回目を開催します。
一緒にブログを書いたり、
営業ツールやチラシを自作したり、
宣伝の「理由」を考えたりといった
「マーケティングの時間を共有」
しませんか?
じゃあなぜ今、
このタイミングでそんな企画を開催するのか?
それは新型コロナウイルスで
不況が加速化する可能性が濃厚だと感じているから。
だからみんなで乗り越えるための「仕事」をしましょう!
今、私たちがすることは
コロナの状況の静観ではありません。
これから先待ち受ける、
不況を戦い抜くためのアイデアを形にし、
実践するための時間を少しでも作ることです。
一緒に戦いましょう。
「社長のための集中タイム:オンライン」
に参加したい方は、
こちらからお申込みをお願いします。
↓↓↓
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この記事を書いている人
ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ)
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Posted by ルーコ鈴木悠生
│コメント(2)
社長のための集中タイム、仕事が忙しく出来ませんでした。申し訳ありません。急遽、最終日時間を合わせてやってみたいと思います。
コロナの影響で色々なところに不況が来ている気がします。
そのためにも理由を語ることは大事だなと感じました。お客様が理由を聞いて安心できるような形を目指したいなと思います。
大丈夫ですよ。
ありがとうございます。
そうですね。
理由を伝えるためには理由を考えないといけません。
そしてお客さんが一番良い反応・行動をする理由が何かをテストしないといけません。
ぜひ試してみてください。