昨日のこと。

「Mr.スーツマンSHOW」という
テレビ番組を観ていました。

TBSアナウンサーの
安住さんがMCを務める番組で、
ゲストを迎えてトークする形式。

なんだか海外の番組のような
セットや雰囲気が物珍しく観てました。

ゲストは個性派の男性俳優4名で、
柄本明さん、香川照之さん、堺雅人さん、
そして及川光博さんという顔ぶれ。


そんな番組で、
及川光博さんが自身の

「ブランディング」

について語っていたのが、
個人的に興味深いものでした。

一貫してミッチー

私的には及川光博さんと言えば、
俳優というよりも歌手・ミュージシャンです。

「ミッチー」という
完成された彼独自の世界観が
唯一無二で素晴らしいんですよね。

例えるなら、
海外でいうとプリンスだったり、
日本だと他には岡村靖幸さんみたいな。

3者に共通するのは
強固なセルフプロデュースによって
強力な世界観を作り上げているところ。

そして及川光博さんは
今もなお一貫して

「ミッチー」

であり続けています。

事実、昨日の番組の中で
演技をしているときもミッチーが
土台にあるようなことを言っていました。

替わりが利かないブランディング

で、ブランディングという言葉が
番組の中で出てきた時の話題は、

「いつもミッチーにしか出来ない役だよね」

と香川照之さんに言われた時。
正確なセリフは失念しましたが、

「俳優はいくらでも替わりは利く職業。
だから選ばれ続けるためのブランディングが必要」

そんな感じの文脈でした。


「他に替わりがいない」

そんなポジションに立つことが出来れば、
どの職業でも選ばれ続けることができます。

「選ばれ続けるための戦略」として
ブランディングが有効なんですね。

スモールビジネスのブランディング

とはいえ、私たち地域に根差した
スモールビジネスの人間は及川光博さんのような
「ブランディング」をいきなりするのは危険です。

あれはいわゆる

「選ばれ続けるためのブランディング」

だからです。


私たちスモールビジネスが
最初に行うべきブランディングは

「最初に選ばれるためのブランディング」

というものです。


コレ、似ているようですが、
実際のところは大きく異なりますよ。

最初に選ばれるためのブランディングから始めよう

選ばれ続けるための
ブランディングのゴールは、
「リピート→ファン化→新規客の引き寄せ」です。

一方で、最初に選ばれるための
ブランディングのゴールというのは、
「無関心の領域から認知→興味→検討→購入」です。

簡単に言えば、
お金を払ってもらうことが
目指すべきゴールです。


そこで重要なのは、
数多くある競合他社・類似商品から
自分を選んでもらって買ってもらうこと。


この一番難しいミッションを
達成するブランディングが私たち
スモールビジネスが最初に取り組むものです。


今、あなたのビジネスが
どっちのブランディングに取り組むべきか、
優先順位は分かっていますか？


もし、自社のブランディングで
お悩み・お困りであれば私にご相談ください。


追伸
ゴールが違えば
取り組むことが変わります。

ブランディングにも
推奨されるべき順番があるんですね。
私もこの答えに気づくのに5年以上かかりました。


追伸2
ミッチーと言えば、
ワタクシ、この曲が好きです。

→やな家 - 家庭内デート

もちろん主題歌だった
昼ドラもよく見ていました（笑）