2020年08月06日 08:00 カテゴリ:ブランディングのヒントカテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント
なぜ、企業はもっと情報発信をしないの?

今日は企業のリスク回避とブランディングに関する話。
弊社の近くのスーパーが
最近、臨時休業になっていました。
どうやらコロナ関係だそうです。
連日、豊田市内でも
感染者が出たという報道が出ています。
それに伴って全国の各企業も
従業員がコロナ感染してしまった際に
ホームページ等で情報発信をしています。
しかし風評被害を恐れて、
公表しないビジネスオーナーもいるそうです。
テレビのニュース番組で
経営者さんの苦しい状況が報道されていました。
傷口を減らすためにするべきこと
正直なところ、
公表するべきかどうかは
経営判断になります。
でも、連日の報道を見ていて、
私としては「日頃からの情報発信の重要性」を
強く、強く感じています。
それはどういうことか?
公表しようがしまいが、
何かしらのバッシングはあります。
「本当に令和の時代の人間がすることなのか?」
と思うような、
心無い嫌がらせなどが
全国で起きているからです。
これは防ぎようはないでしょう。
でも、傷口を減らすことはできるのではないか、
と私は考えています。
大衆が求めること=安心できる情報
それはつまり、
日頃からどんな些細なことでも
こまめに情報発信を市場に対してしていれば、
「非常時に説明責任を果たす必要がある際」
であっても、
慌てずに、スピーディーに対処でき、
さらに納得度を引き上げられるのでは?
・・・と思うのです。
まず強調しておきたいのは、
例えばコロナ感染においては企業側に
責任があるとは私は思っていません。
誰もが罹る可能性のある
新型のウイルスですから。
とはいえ、市場は企業側に問います。
「本当に対策してたのか?実態はどうなのか?」
これらの問いの裏側には、
目に見えない恐怖を少しでも減らしたいという
生存本能に近い感情があります。
つまり安心したいのです。
そして出来る限り信用できる情報が欲しいのです。
リアルタイムな情報発信の重要性
万が一の状況になる前から、
事細かに感染対策を企業側が発信していれば、、、
「そこまでやっても罹ってしまうのか」
という事実が暗に説明できます。
またその後の企業側の対応なども
細かく発信することで不安に思っている
お客さんや取引先は多少は安心できるでしょう。
とりあえず皆、安心したいのです。
よく分からない「敵」の正体が知りたいのです。
恐怖を少しでも和らげる対象に耳を傾けたいのです。
大衆の多くは非常時に、
事実を取得できる情報源を探します。
しかもリアルタイムな情報源です。
地震や災害が起きたとき、
市役所や行政のホームページを見たり、
ライブカメラの映像を探すのも同じこと。
とにかく「情報」が欲しいのです。
不安の受け皿として、情報発信は企業の責任
企業側の責任としては、
そうした情報を求めにきた大衆の
「不安の受け皿」
を用意することだと
私はここ最近、強く思っています。
だからこそ情報発信は大切です。
ホームページでもブログでもSNSでも構いません。
大衆と、お客様と、取引先と
それぞれ繋がっている媒体で情報発信する。
この習慣がなければ
いざという時の対応が遅れるでしょう。
そしてそれは出来る限り
複数の媒体を持つべきです。
例えばホームページやブログだと、
アクセス集中により表示が遅かったり、
サーバーに負荷がかかって表示されないこともあります。
そんな時に別の手段で
発信できる媒体が無いと
「根も葉もない噂や風評・デマ」
が勝手に増えていきます。
いくつもの媒体を用意して
情報発信を日頃からしていきましょう。
それが非常時のリスク回避になりますよ。
追伸
情報発信に対する姿勢は
その企業のブランディングにも影響します。
情報発信の仕方次第で、
ブランドに傷がつくこともあれば、
逆にプラスのブランドイメージになることもあります。
よく見てみてください。
このコロナ禍で、
そのあたりを上手にやってる企業と、
できていない企業が出てきていますから。
追伸2
「なぜ、ここの社長はもっと発信しないのだろう?」
これは私が常日頃から思っていることです。
新聞に掲載されたり、
雑誌やテレビの取材を受けたり、
表彰されるようなプラスのことでも
「情報発信で市場にアピールする」
ことは市場内の信用を築き上げるには
とても有益なブランディング活動です。
にもかかわらず、
家族や社員、近しい友人のみに伝えるだけで
多くの人に発信することをしない経営者が多すぎます。
もっと発信するべきです。
そうした姿勢がいざという時、
役立つことが絶対にあります。
この記事を書いている人
ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ)
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愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ)
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Posted by ルーコ鈴木悠生
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