愛知県豊田市の集客コンサルタント、ルーコ鈴木が「地域一番店戦略」を公開!マーケティング・ブランディング・広告宣伝のアイデアや、売上アップ・利益アップのノウハウをお伝えします。

2020年11月18日 08:00  カテゴリ:ブランディングのヒントカテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント

UberEats時代に創業○年とアピールする経営者が自問するべきこと

UberEatsとゴーストレストランと虚業と信用

噂のUber Eatsのサービス
12月から豊田市でスタートするそうです。

クルマの街の道路の往来に
Uber Eatsのドライバーさんを
これから見かけるようになるんでしょうか。

ぜひとも双方で
安全運転に気を付けたいところです。

さて、そんなUber Eatsと同時に
じわじわと増えているのが

「ゴーストレストラン」

と呼ばれる業態の飲食店です。
バーチャルレストランとも言います。

実際のレストランとしての営業はしておらず、
デリバリーサービスのみで存在するレストラン。

アメリカ発の業態で
日本でもコロナ禍のUber Eats普及に伴い、
実際に店舗営業をしていない

「架空の飲食店」

が、デリバリーで
顧客を増やしているそうです。


架空の飲食店と聞いてどう思う?


あなたはそんな話を聞いて、
どう思いますでしょうか??

「へ~凄いなぁ」

とか

「それは困るなぁ」

とか

「面白いなぁ」

などの感想があると思います。


私は先日、
この話をある経営者の集まりで
話のネタとして出しました。

するとこんな事を仰る方がいました。


実体のない事業ってどう感じる?


「それはまるで虚業ではないか」

虚業にも色々な意味がありますが、
この方は「実体のない事業」ということで
使われたように思います。

その後に続いた言葉が

「私は好かんね、どうにも信用ならない」

私はそれを聞いて、
なるほど、そういう意見もあるのか。
と、思いました。

あなたはどう思いますか?

「ゴーストレストラン」

のようなビジネスアイデアを
どう見ますか?


セールスやマーケティングにおける「信用」のこと


私が今回、
この話を取り上げたのは

「ビジネスの信用」

の部分について、
あなたと考えていきたいから。


広告宣伝をする時。
営業や販売を仕掛ける時。

どうしても付いて回るのが、

「どうやったら信用されるのか考える」

という部分です。


例えば会社自体を信用されるのかはもちろん、
商品やサービスの効果を信用してもらえるのかや、
値付けの信用性といったものも。

主に「新規のお客さん」相手に
セールスやマーケティングを仕掛ける時に、
乗り越えなくてはいけない課題になります。

そこでよく使われるのが

「創業○年」

という言葉です。


創業年をアピールしても価値は弱い時代


この創業年アピールというのは、
お客さんに信用してもらいやすい
見せ方の一つ・・・と思われていますよね。

果たして、本当にそうでしょうか?

創業年をアピールし、
老舗感や堅実感をアピールする。

この方法はもう「古い」可能性があります。
もちろん一定の信用効果はあるでしょう。

とはいえそれが、
お客さんの「比較検討の結果、選ばれるため」
材料にはなりにくくなってきていると思います。

なぜなら、、、

テレビの情報番組や雑誌では、
最近オープンしたお店ばかりが注目されます。

会社選びの時に
創業年が購入するかどうかの
決め手になることもほとんどありません。

創業年に目が行く時は、
「それ以外」にアピールポイントが無い時や、
売り手側がそれをやたらアピールする時。

創業年が長い=古い

というマイナスイメージの方が
ここ最近は先行しているような気がしてなりません。


「創業年が長いからどんな価値があるの?」


「うちは創業○年だから・・・」

というのは今後も言っていいですし、
多少のアピールポイントにはなります。

でも見込み客が欲しいのは、
創業年の長さのアピールではなく、

「それ以外の価値」

だったり、

「創業年が長いのに○○○」

という驚きだったりするわけです。


ですからもしあなたが、
創業年が一定期間あって、

・ホームページ
・チラシや名刺
・パンフレット資料


などに創業○年と入れたくなったら、
一瞬、冷静になって立ち止まってください。

「創業○年だから何?」

と自問してください。


創業年以外で信用されるには?


そして、

「他のアピールポイントは何?」

「創業年以外に、信用されるための材料は無いか?」

とも自問してください。


ちょっとしたことですが、
とても大事なワークになります。

特にこれからの時代、
創業年アピールよりも、

どれだけお客さんにとって価値があるか

の方が重視され、
信用をはかる材料にはならない可能性があります。


追伸
実際、弊社も20年超えてます。
が、それが購入の決め手になったと
言われることはまずありません。

名刺交換の時の
話が詰まったときのネタにしか
なりませんから。

それ以外の部分で
信用できるかどうかは
計られています。

事務所を持たない企業や、
店舗を持たない飲食店などが、
今後どんどん増えてくるでしょう。

あなたは彼らと、
どんなポイントで戦いますか?

「虚業は相手にしてない」

と思っていると、
寝首を掻かれる可能性もありますよ。


追伸2
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順調に日程が埋まっています。

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この記事を書いている人

豊田市の集客コンサルタント ルーコ鈴木悠生ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ


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