愛知県豊田市の集客コンサルタント、ルーコ鈴木が「地域一番店戦略」を公開!マーケティング・ブランディング・広告宣伝のアイデアや、売上アップ・利益アップのノウハウをお伝えします。

2021年01月09日 08:00  カテゴリ:ブランディングのヒントカテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント

Wildchildよ、永遠に。

慣例にとらわれないやり方

悲しいニュースを目にしました。

フィンランドが誇るギターヒーロー、
アレキシ・ライホが逝去しました。

Children of Bodomというバンドの
ギター兼ボーカルで唯一無二のフロントマン。
まさに「才能の塊」と言える人でした。

昨年はそのバンドから離れ、
楽曲の権利も手放し、新バンドを結成・・・という感じでしたが、
色々と振り返ると「終活してたのかな」と思いました。

兎にも角にも、
昨年の段階でかなり痩せられていたので、
心配はしていましたが、とても残念です。


彼の音楽との出会いは、
私が高校生の時だったと思います。

「メロディック・デス・メタル」

というジャンルに
私がどんどんハマっていく過程で、
Children of Bodomの3rdアルバムに出会います。


この死神ジャケット
当時、めちゃくちゃかっこよく思った記憶があります。

そしてこの曲のイントロで一発KOされました。
↓↓↓

こんな綺麗なデスメタルがあるのか、
と驚くと同時にそのメロディと暴虐性に
ニヤニヤ緩んだ頬が戻りませんでした(笑)


アルバムなのに歌詞が載ってない


彼らのアルバムを買い揃えて、
当時びっくりしたことがあります。

それは、歌詞カードに
歌詞がほとんど載っていなかったこと。

シングルカットされた曲くらいしか、
歌詞が載っていなかったのです。

その理由はインタビュー記事か何かに

「歌詞はいつも適当だから読んでほしくないんだ」

というようなことが書かれていた記憶があります。

でも当時の私は
CDにはジャケットと歌詞カードがあり、
全曲、歌詞が載っているものだと思ってました。

なのでびっくりしたのです。

「ただでさえデス声なのに、何について歌ってんねん!」

と思いながら、
頬を緩ませながらCDを聴いてました(笑)


歌詞が載ってないことによる思わぬ効果


で、大人になった今。

歌詞が全部載ってないのは、
色々な面で良いな、と思っています。

その理由はまず
歌詞カードのページ数が
減らせることです(笑)

それによって
印刷コストを下げられますから、
単純に良いアイデアだな、と。

それに加えて
当時もネット上で

「歌詞の耳コピ」

がファンの間でされていました。

合っているか分からないけれど、
多分こう歌ってるだろう・・・と議論され、
ファン同士の交流のきっかけになっていたのです。

理由はどうあれ、
慣例に倣わず歌詞を載せなかったことで
様々な「プラス効果」があったと思います。


慣例にとらわれないGoogleの広告アイデア


企業の広告宣伝でも、
意外にこうした事例があると思います。

例えばGoogleが過去に
優秀なエンジニアを採用したいと考え、
看板でシリコンバレーにある求人広告を出した話。

その看板には

「first 10-digit prime found in consecutive digits of e.com」

とだけ書かれた看板でした。


日本語に訳すと

「自然対数の底eの中で最初に出てくる連続した10桁の素数.com」

となります。


正解は「7427466391.com」となり、
優秀なエンジニアほど、答えたくなるような
ユニークな求人看板として語り継がれています。

そこには社名もありません。
ただ計算式と「.com」と書かれただけ。
これも慣例にとらわれないアイデアだと思います。


失敗広告なのにバズッた


もちろんGoogleのこの看板。

向こうのメディアでもかなり取り上げられ
話題となり、今で言う「バズる」状態になったそう。

でも残念なことに、
この看板で採用された人材は
ゼロだったそうです。

なのでこれは求人としては失敗広告です。

けれど今も人々の記憶に残ったり、
私のような人間が話題にしたりと、

Googleブランドの広告宣伝

には一役買う広告になりました(笑)


慣例に倣わないアイデアは、
失敗することも多かったりしますが、
思わぬ副産物にあふれることがあるでしょう。

よくビジネス界隈で言われる
「イノベーションを起こす」とは違いますが、

大多数と違うことをする

という姿勢は大事だな、と思います。
特にお客さんの記憶に残りたい!と思う場合は。


追伸
ちょうど昨日も
長年のクライアントと
ホームページリニューアルの打ち合わせ。

そこでも同業他社が
あまり実施していない施策を
してみましょう!と提案したところです。

ただその施策は
他の業界では成果が出ている
宣伝戦略の一つです。

とはいえ同業者は
行っていない施策なので
おそらく成果が期待できます。

結構そういった施策は
業界によってはまだまだあるんです。


追伸2
好きなアーティストの訃報は
あまり聞きたくはありませんね。

特にアレキシ・ライホは
まだ41歳の若さでしたから。



この記事を書いている人

豊田市の集客コンサルタント ルーコ鈴木悠生ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ


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