向かい風に向かって歩いていると、
私は必ずあるアーティストを思い浮かべます。

強風が吹き荒れる中、
髪の毛が風に翻弄されるたびに
頭の中にはそのアーティストが浮かんできます。

先日、ここ豊田市でも雪が降りました。
同時に強い風が吹いていたので吹雪のような瞬間も。

そんな時も私は、そのアーティストの姿と
彼の楽曲を頭の中に思い浮かべていました。

向かい風の時、
いつも彼は頭の中に現れます。

それは、西川貴教さん。

一般的には、
T.M.Revolutionという名の方が
有名かもしれません。

向かい風が吹くと・・・

知らない方のために説明すると、
この方は楽曲のプロモーションビデオで

「向かい風の中で歌う」

という演出が
何度も何度もされていました。

例えば↓↓↓







その結果、

向かい風＝西川貴教（T.M.Revolution）

というような公式が、
多くの人々の意識に浸透しました。


近年ではそれを本人も
持ちネタのように扱っていたリ、
彼がTVCMに出る時にも

「向かい風演出」

が使われていたりします。

企業がブランドイメージの定着をするためには？

今日、この話題を取り上げたのは、
ブランディングに関する話をするためです。

企業ブランディングも、
経営者やセールスマンのセルフブランディングも、
この西川貴教さんの「向かい風」が参考になるからです。

企業ブランディングにおける
一つの成果に、

ブランドイメージの定着

があります。

○○○と言えば□□□

この公式には
それぞれ企業名やブランド名や人名と
特徴や長所、商品カテゴリーが入ってきます。


冒頭の私のように、
多くの人々の頭の中に

○○○と言えば□□□

となるために、
T.M.Revolution式とも言える
ブランドイメージ定着法は参考になるのです。

いつも同じだから浸透し定着する

まず多くの楽曲の中で
ことごとく風を浴びながら
歌っている映像を残しています。

そして場合によっては、
出演する音楽番組の中でも、
歌の最中に風を浴びる演出をしています。

もちろん、楽曲によって
着ている衣装は変わります。

しかしどの曲を思い浮かべても、
風が吹く中で歌う西川貴教さんが思い浮かぶ。

この「常に同じ」ということが
企業ブランディングの一つの「掟」と言えそうです。


例えば写真もそうです。

セールストーク中に使う単語もそうです。

企業理念や会社メッセージも同じことが言えます。


常に同じことを発信し、
目に見える形で残すからこそ、
ブランドイメージは定着します。


追伸
企業や人が
ブランディングに取り組む時、

変わらない部分は何か

を問い続けるプロセスがあります。

会社の提供する価値や、
その人が大切にしている信念、
追いかけていくゴール。

これらは「ブレない」からこそ
ブランディング活動において掲げ続ける

「のぼり旗」

になります。


これがコロコロ変わっていたリ、
よく分からないモノでは意味がありません。


追伸2
ちなみにT.M.Revolutionが
2016年に発売した20周年のベストアルバム。

そのCDジャケットが物議をかもしました。
まさしく「T.M.Revolution＝風」を表している
とってもユニークなジャケットです。

ここまで徹底していると、
さすがだとしか言えません（笑）
↓↓↓
そのCDジャケットを見てみる
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