愛知県豊田市の集客コンサルタント、ルーコ鈴木が「地域一番店戦略」を公開!マーケティング・ブランディング・広告宣伝のアイデアや、売上アップ・利益アップのノウハウをお伝えします。

2021年02月12日 08:00  カテゴリ:ブランディングのヒントカテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:リピート率UPのヒントカテゴリ:客単価UPのヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント

社長ブランディングの取り組み方と「旗印」

社長ブランディングの旗印

社長自身がブランディングしながら、
マーケティングを仕掛けていこうとする時、
一番最初に取り組むべきことがあります。

それは、顔写真を
全面に出すことではありません。

影響力を持つために
有名人や権威性のある人と
仲良くなることでもありません。

顧客の心を打つような
ストーリーを語ることでもありません。


最初に取り組むべきことは、
社長さん自身がその事業を通じて
一人のお客様とどう向き合って行きたいか。


どのような関係性をお客様と保ち続けたいのか。

そしてお客様をどんな未来に導いていきたいのか。


これらに現時点での「答え」を出し、
旗印として掲げることが最初に取り組むべきことです。


バラク・オバマの旗印


旗印として掲げるということは、
どういうことでしょうか?

例えば、

・発信するメッセージ
・傍から見える日頃の行動
・商品やサービスのコンセプト


などに、先ほどの「答え」を絡めて、
一貫した発言・行動・解決策
体現化し続けることです。


分かりやすい例で言えば、
アメリカの第44代大統領の
バラク・オバマ氏を思い浮かべてください。

彼は政権当初から

「Yes We Can」
「Change」


を演説で言い続けました。

そして任期最後まで繰り返されました。


イメージの浸透・伝播に必要なのはシンプルさ


社長ブランディングでは
自身の信念に基づいた徹底した

一貫したメッセージの発信

は必要不可欠といえます。


それは何故か?

社長自身が広告塔となって、
マーケティングしていく社長ブランディングでは、

お客さんが持つ「イメージ」

をできる限り
シンプルにしておく必要があります。


そして同業他社との違いが明確で、
お客さんが「いいね!」と思える旗印であることが、
イメージの浸透・伝播に有効に働きます。


今、社長ブランデイングが必要なワケ


ではそもそも、
社長ブランディングって
なんで必要なのでしょうか?

社長自身が広告塔になって
マーケティングを仕掛けていくメリットとは
何なのでしょうか?


簡単に言うと、
安定的なビジネスを築くための
良いお客さんを集めるために有効だからです。

巷にあふれる広告宣伝を
思い浮かべてみてください。

「大特価」が目を引く
価格訴求の広告が非常に多いです。



もちろん価格訴求は
マーケティング的には一つの手段です。

ですが、その訴求で
やってくるお客さんは本当に
理想のお客さんなのでしょうか???


ネットの登場と商習慣の変化


あなたが生まれる前の頃であれば、
多くのビジネスの「商圏」はほとんどが
近隣であったり、地域密着型ビジネスでした。

たとえ安売りでやってきたお客さんでも、
消費者の行動範囲は狭かったので選択肢も少なく、

「顧客との関係性を長い時間をかけて築いていく」

ことが自然な商売スタイルでした。

しかしインターネットの登場で、
あなたの近隣の見込み客は、遠く離れた
会社やお店から商品を購入できるようになりました。

「長い時間をかけて関係性を築く」

暇もなく、
常に価格の安いところから買う。

関係性なんて不要な商売スタイルが
いつしか当たり前な時代になりました。

ですから、今のあなたのお客さんが
いつ、あなたの元を離れるかは分かりません。


顧客離れを防ぎ、長期的なビジネスを築くブランディング


社長ブランディングに取り組み、
顧客との向き合い方を外部に発信することは、
この「顧客離れ」を防ぐ策になります。

お客さんとの関係構築を
あなたと出会う前から始められる。
それが社長ブランディングです。


そしてブランディングと同時に
マーケティングを仕掛けていくわけですから、

「あなたから買いたい」

というお客さんが自然とやってきます。


この状態が築けると、
価格訴求で集めるお客さんよりも、
安定したビジネスが築けるのは想像できますよね。

そしてたとえ遠いエリアのお客さんであっても、
インターネットを使えば「ブランディング」によって
関係構築ができるようになります。

結果的に商圏を広げることができ、
さらには集客力もアップさせられます。


あなたがもし、
社長ブランディングに興味があるなら、
ぜひ最初にお伝えした3点を考えてみてください。

あなた自身がその事業を通じて
一人のお客様とどう向き合って行きたいか。

どのような関係性をお客様と保ち続けたいのか。

そしてお客様をどんな未来に導いていきたいのか。


追伸
もちろん、この3つの質問の答えは、
その時その時によって変化していくでしょう。

その時は「旗印」を更新すれば良いだけです。
もしくは別ブランドとして売り出せばいいだけ。

どちらにしろブランディングは
長期的なビジネスを築くために必要です。


追伸2
戦国武将の織田信長が掲げていた旗印の一つで、
印章にも使用していたのが「天下布武」があります。

この言葉の意味は
色々と説があるようなので、
詳しくは調べてみてください。

どちらにしてもこの「天下布武」は、
おそらく信長の臣下達への決意表明や約束として
士気を上げるものにも使われていたでしょう。

それだけでなく、
外部への牽制や意思表示として使われていたので、
旗印一つで「人の心や行動をコントロールする」ことをしていました。

ブランディングを通じたマーケティングも
近いものがあるかもしれません。

あなたのお客さんを
あなたが望むように動かしていく。

それはお客さんの豊かな未来と、
あなた自身も豊かな未来に導くものです。

さぁ、社長ブランディングに取り組みましょう。
もしお手伝いが必要なら、私にご相談くださいね。



この記事を書いている人

豊田市の集客コンサルタント ルーコ鈴木悠生ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ


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