2021年03月26日 08:00 カテゴリ:ブランディングのヒントカテゴリ:広告宣伝(集客)のヒントカテゴリ:戦略型思考のヒント
写真1枚にも隠された意図がある
最近は時間があまり取れず
楽器をほとんど触っていないのですが、
私の趣味の一つに作曲があります。
子供の頃から
脳内で自作で曲を鳴らしながら
適当な歌詞をつけて歌う。
そんな一人遊びをよくしていました。
中学からはギターを弾くようになり、
脳内で流れるメロディを形に残す手段も得た
大学時代はせっせと曲作りをしていました。
曲を作る時の編曲作業の重要性
自分で作曲してみるとよく分かるのですが、
編曲という作業の重要性というか、むしろここが
一番大切なんだなぁと感じます。
例えば脳内で流れるメロディを
楽器で弾くことはある程度弾ければできます。
でもそれらをまとめ上げて、
一遍のストーリーのように作品にするには、
編曲作業がとても、とても大事になってきます。
その曲自体のコンセプトも
編曲によってどのようにも転びます。
なのでとても憂鬱な作業ですが
楽しい作業には違わないのです。
そんな編曲作業のときに、
学生時代、私はあるこだわりを持って
臨んでいたことがあります。
それは「聞き手の意識を意図的に操る」です。
意図的な仕掛けを施していく
例えばイントロがなく
冒頭いきなりAメロから入ったり、
もしくはサビから入るような曲構成。
これは何かしらの意図があって
わざと作られている構成なわけです。
他にも私が自分で作った曲で
よくやっていたのはギターの出音を
右側と左側のスピーカーから交互に出す。
専門用語では「パン」と言ったりしますが、
そうすることで曲の空気感に広がりが出たり、
耳の注意が左右交互に移ります。
そうすることで
単調に鳴っている部分が
少し面白みを感じる曲になります。
さらには曲の最後を
ピタッと全楽器を止めたり、
逆にフェードアウトさせたり・・・。
意図的な仕掛けを編曲作業をしながら
構築していくわけですね。
広告宣伝作りにも同じようなプロセスがある
で、広告宣伝も同じで、
この編曲と同じような作業があります。
例えば見出し一つとっても、
意図があって書かれているわけです。
見出しの目的は
「次を読ませること」
なので、思わず続きを読みたくなるような
言葉選びをしたり、目を引きつけるように考えます。
そして私が最近意識しているのが、
「人物写真の構図」です。
広告宣伝で使用する写真に施す仕掛けとは?
チラシもホームページも、
写真があるだけで一気に訴求力が上がります。
しかし、ただ写真があればいい、
というわけではありません。
より訴求力を上げるために
どんな写真がこの広告宣伝には必要かを
考えることもあるでしょう。
それに加えて最近の私は、
その広告宣伝の中の写真1枚で
「来てほしいお客さんを指定する」
・・・そんな意図を持たせた
写真を使うように意識をしています。
文章で説明するのは難しいのですが、
つまりこういうことです。
来てほしいお客さんを引き寄せる写真を使う
あなたも来てほしいお客さんと、
来てほしくないお客さんはいますよね?
私にだってあるのですから、
きっと皆さんにもあると思います。
そうした時、
お客さんのモデルとなる人物を
来てほしくないお客さんにすることはまずないですよね?
それだけではありません。
来てほしいお客さんが広告宣伝を見て抱いてほしい感情を、
写真一枚で表現できたらいいと思いませんか?
私の場合、仕事柄
「安定感がありそう(安心できる)」
と思われたいので、
ブログやホームページで使っている写真は
そんなイメージを抱いてくれそうな写真を選んでいます。
たかが写真、されど写真
もちろん全ての写真をそのようにするのは
正直大変ではあるのですが、しっかり作りこもうとするなら
そこまで考える必要があります。
お客さんのモデルとなる人物と
相対しているときの表情は笑顔か、真顔か。
その時の頭の位置は高低差があるべきか、
それとも同じ目線に頭があるべきかどうか。
写真全体の明るさや
背景にはどんな色があれば
より安心感を与えれるのか。
細かいところなのですが、
写真1枚で伝わる情報量はかなりあるので、
私はそこまで意識しています。
もしあなたも
チラシやホームページなどで
写真を掲載しているなら・・・
・適当に撮った写真にしていないか?
・ネットで探した無料の写真素材をただ選んでいないか?
・その写真で来てほしくないお客さんが反応していないか?
少し見直してみると良いですよ。
追伸
特に女性を対象客とした
ご商売をされている方なら、
そのあたりは重要な気がします。
女性が見ているポイントは
かなり細かいな、と日頃から思うので。
追伸2
大事なのは、
写真としてキレイにまとまってる、
ということではありません。
その写真1枚で、
あなたが訴求したいことが
伝わるのかどうか。
そして、
理想のお客さんの意識や心が
意図した方向に動くかどうか。
ここにこだわり始めると、
どんどん沼にハマっていきますね(笑)
この記事を書いている人
ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ)
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ルーコ鈴木悠生
愛知県豊田市で、ブランドマーケティングコンサルタント・集客の仕組み構築アドバイザーとして、中堅・中小零細企業様の「集客・販促・ブランディング」のコンサルティングをしています。(→略歴・自己紹介へ)
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