たまには「ブランディング」の話をしましょう。

私には持論があります。

もしあなたが手っ取り早く
企業ブランディングしたいのなら、

・メッセージ

・イメージ

・セールス

の3つのアクションに取り組む、
ということです。


さらに3つのルールを元に、
ブランディング活動を盤石にする、
ということ。

その3つのルールは、

1.お客さんを選ぶこと（八方美人にならない）

2.嘘をつかないこと（ブランドの約束は絶対）

3.ブランドを体現し続けること（情熱と一貫性）

です。

それについては
以前、ブログでも紹介しました。

参考記事：企業ブランディング 3つの定義と取り組むメリット

企業ブランディングに取り組む最初の3つのアクション

話を冒頭の
「3つのアクション」に戻しましょう。

・メッセージ

・イメージ

・セールス

この3つのアクションは、
一朝一夕で出来るものではありません。

とはいえ、
この3つに対して
経営者であるあなたが本気で取り組めば、、、

見込み客を目の前に連れてきて、
売り込みを不要にするマーケティングが
一段としやすくなるでしょう。

メッセージに取り組む

一番最初の「メッセージ」は、
あなたのブランドが存在する意味を
「言語化する」ということです。

最高のメッセージが出来れば、
あなたのビジネスは市場の中でひときわ輝き、
見込み客がその輝きに自然と引きつけられます。

つまりブランドを適切に表現した
「メッセージ」は顧客を引き付ける
強力な磁石となるわけですね。

こちらの記事も参考にすると
良いかもしれません。

参考記事：儲かるメッセージを手に入れる2+1のヒント

イメージに取り組む

顧客からどう見られたいのか、
あなたは考えたことがありますか？

そして、それにふさわしい「外見」で
接客し、商談し、広告宣伝していますか？

意外に忘れがちなのが、
この「外見」というイメージです。

経営者であるあなたの外見や、
雇用しているスタッフの外見、
店舗の外観やショールームの内観、
商品のパッケージやサービスのメニュー表・・・。

どれに対しても
発信する「メッセージ」にふさわしい
一貫した「イメージ」が求められます。

なぜ、そこまで外見が大事なのか。
私の好きな本の一節をご紹介します。

私たちは表紙を見ただけで
本の内容を判断するなと教えられている。

しかし私たちは表紙から
本の内容を判断せずにはいられない。

あなたも同じように、
人から外見で判断されているのである。

セールスに取り組む

以前このブログでもお伝えしましたが、
あくまでブランディングは副産物です。

参考記事：ロゴマークよりも大切な○○と○○とは？


「セールス」が無ければ顧客は生まれず、
顧客がいなければブランディングは進みません。

だからこそ、
私は「まずは売りましょう」ということを
ブランディング希望の社長さんにお伝えしています。


売ることでメッセージが補強され、
売ることでイメージが固まっていきます。

何故なら、
理想の顧客＝ブランドのファンが誰で、
何を「価値だ」と言ってくれるのかが分かるから。


・メッセージ

・イメージ

・セールス


ブランディングに取り組みたいあなたは、
まずはこの3つのアクションに取り組んでみてください。

副産物のブランディングが、
自然と加速していくでしょう。


追伸
今日お伝えした内容は、
「ポジショニング」にも通じる話です。

競合他社がひしめく
競争の激しいビジネスをされている方は、
再度、3つのアクションと3つのルールを参考にしてください。

あなたのビジネスのポジションを
早く築くことで大きな結果が得られるはずです。


追伸2
自分には競合なんていない。

そう思っている人は要注意です。
あなたはそう思っていなくても、
お客さんの方は「誰か（何か）と比べて」います。

あなたが思う競合ではなく、
お客さんの頭の中の比較対象が「競合」です。